今回は番所についての解説です。いまでいう守衛室や詰め所といったところですが、貴重じゃないこともあってすぐに取り壊されてしまい現存しているものがほとんどありません。江戸城の百人番所などはすごくきれいに残ってますよね。
いまさらではありますが、薄暗い建物内はスマホのカメラを通して見たほうがはっきり見える、ということに気づきました。お寺など照明がないところで美術品を見学する際は知っておくといいかも。
黒田俊雄先生の権門体制論によれば、中世は幕府を頂点とする「武家」のほか、天皇家・摂関家をはじめとする「公家」、寺社(寺家・社家)など複数の権門勢力があったとされます。さらに鉄砲など諸外国の影響も大きなものでした。
今回は馬屋についての解説です。唯一の現存馬屋が国宝の彦根城にあるので、城郭検定などでよく出題されますね。中で向きを変えさせるために幅を必要とするなら、駅でよくあるエレベーターのように後ろから入って前から出るような造りにすればいいのに。
守護や豪族などから大名として勢力を拡大していった者たちはさまざまな方法で周囲の豪族や、一族内での争いを収め、自らの権力基盤を確立していきました。
今回は御殿の中奥と奥についての解説です。前回の表御殿と異なり、中奥と奥はプライベートスペースとなります。もっとも城主や将軍にとってプライベートがどこまで守られていたかというと疑問ですけれど。
朝倉家の家老・山崎吉家についての史料はそれほど残っていないのですが、武将として、外交官としてじつに有能な人材だったようです。越前時代の光秀と関係があったかはわからないのですが、ふたりの関係をうかがわせるようなエピソードがありました。
今回は表御殿についての解説です。御殿の各棟についての案内はよく見ますが、天井のちがいについてまで紹介されることは珍しいですね。猿頬天井というのは知りませんでした。名古屋城本丸御殿は撮影も可能なので、天井の写真をアップで撮って見比べるのも良…
軍師の役割について理解する前に、まずは戦国時代の武士勢力のあり方と合戦の仕組みについて紹介します。
攻城団のロゴを箔押しした御城印バインダーの在庫を大量に補充しました。前回購入できなかった方はぜひお買い求めください。
今回はお城の御殿についての解説です。現存する御殿は国内に4つ(二条城、高知城、川越城、掛川城)のみですが、復元された名古屋城や佐賀城の御殿も見事ですので、ぜひ見学してほしいです。
今回は城内にある橋についての解説です。見学していると何度も橋を渡っているのにその種類についてちゃんと考えることは少ないと思います。でも敵兵を直列させるとか、攻められた際に壊して通行止めにするとか防衛上も重要な設備ですね。
「戦国みにまる-甲相駿編-」の試遊版を製作者のshigekiさんから送っていただいたので、さっそく遊んでみました。
関白というとのちに豊臣秀吉がついた公家の最高位ですが、「麒麟がくる」の時代に関白職についていたのは近衛前久でした。破天荒とも異端児とも称される前久ですが、戦国時代を生き抜くにはこのくらい公家離れしていないとむずかしかったとも言えますね。
今回は土塀の構造についての解説です。土塀だけで2回というのもすごいことですが、土塀の作り方について教わることはなかったのでちょっと新鮮ですね。