攻城団ブログ

お城や戦国時代に関するいろんな話題をお届けしていきます!

【クーデターで読み解く日本史】2代続けて襲われた幕府の重鎮――坂下門外の変

時期も同じで名前も似ているのでややこしいのですが、坂下門というのはいまの皇居の入口です(いまある門は向きを変えて再建されたもの)。 安藤信正は「背中の傷は武士の恥」と罷免されたわけですが、急に襲われたらそりゃ逃げますよね。

【クーデターで読み解く日本史】幕末の動乱の夜明けとなった暗殺劇――桜田門外の変

要人の暗殺として歴史上もっとも有名な事件がこの桜田門外の変かもしれません。彦根藩邸から桜田門までは約400m程度しかないのですが、雪で視界が悪かったこともあり、不意をつかれました。 ちなみに現在、水戸市と彦根市は親善都市提携を結んでいるそうで…

【サイン本プレゼントあり】「執権義時に消された13人」のご紹介

ウェッジから発売される榎本先生の最新刊「執権義時に消された13人」を5名の方にプレゼントします!

【クーデターで読み解く日本史】平八郎に刺激を受けた模倣犯――生田万の乱(柏崎騒動)

大塩平八郎の乱の影響を受けて、各地で世直し一揆のフォロワーが生まれました。 生田万の乱もそのひとつでしたが、庄屋の屋敷を襲撃したのはわずか6人とかなり小規模だったようです。

【クーデターで読み解く日本史】義憤にかられた元役人の闘争――大塩平八郎の乱

与力というのは町奉行を補佐する武士のことで、部下の同心を監督する役人でした。 困窮する民衆のため、元与力の大塩平八郎は自らの蔵書5万冊を売って救済していましたが、これを奉行所は「売名行為」とみなしてまともに取り合わなかったため、武装蜂起にい…

【クーデターで読み解く日本史】寵臣の末路はいつの時代も同じ――田沼意次の追い落とし

江戸幕府は将軍交代のたびに側近が入れ替わるため、わりと現代の内閣に近いところがあるかもしれませんね。 田沼意次にとって強力な後ろ盾だった将軍・徳川家治を毒殺するなんて常識的に考えればありえないことなのにこの時代からフェイクニュースによる妨害…

全国のお城ガイドの情報をまとめたい 〜さらにいうと簡単に申し込めるようにしたい〜

全国的にお城のボランティアガイドは存続の危機に瀕しています。これまでに何度もガイドの恩恵を受けてきたので、10年後も現地でガイドをお願いできる状況を守るためになにかできないかなと考えています。

【クーデターで読み解く日本史】死んでこそ、忠臣のほまれは保たれる――元禄赤穂事件

赤穂事件で浅野内匠頭がなぜ吉良上野介を斬りつけたのかはわからないのですが、朝廷の勅使を迎えていたタイミングの悪さもあって喧嘩両成敗とはならず浅野家側に厳しい処罰となりました。 ただ赤穂浪士たちによる仇討ちへの処遇についてはかなり温情があるよ…

【クーデターで読み解く日本史】鬱積した浪人たちのエネルギーが暴発した事件――由井正雪の乱(慶安の変)

江戸時代初期は幕府の支配体制を強化するために多くの大名が改易となりました。 そのため全国的に多くの浪人が生まれることとなり、大坂の陣や島原の乱、そしてこの由井正雪の乱(慶安の変)などで反幕府勢力として蜂起することになります。

【クーデターで読み解く日本史】宗教的反抗の背後に隠された真実とは?――島原の乱

島原の乱はかつての土一揆のような領民による武装蜂起ですが、そもそもは有馬晴信が起こした「岡本大八事件」から幕府の禁教令がはじまり、晴信の嫡男・直純が転封を願い出て、その結果として松倉重政が入封していることを考えると、歴史の因果はじつに複雑…

【クーデターで読み解く日本史】天下泰平のための犠牲――大坂の陣

近年では戦国時代を締めくくったのが大坂の陣を言われていますが、これがクーデターかはさておき(単純に大勢力が少勢力を滅亡させたとも言える)歴史的には大きな出来事ですね。

【クーデターで読み解く日本史】西軍の有力者が裏切った本当の理由とは?――関ヶ原の戦い

たしかに関ヶ原の戦いも徳川家康によるクーデターと捉えることができるかもしれませんね。 もっとも西軍の総大将は毛利輝元なので家康と石田三成で書状の比較をするのは正しくないかも。とはいえ福島正則や加藤清正などは反三成のために東軍についてますしね…

【クーデターで読み解く日本史】覇王の夢を打ち砕いた三日天下の野望――本能寺の変

おそらく日本でもっとも有名なクーデターがこの本能寺の変でしょう。 明智光秀が謀反を起こした理由はわかりませんが、織田信長だけでなくすでに家督を譲られていた嫡男・信忠も同時に京に滞在していたのはまさに千載一遇のチャンスでした。

【クーデターで読み解く日本史】足利将軍家が完全に没落した瞬間――明応の政変

近年、戦国時代の幕開けとなったのはこの「明応の政変」ではないかと言われています。 家臣によって将軍が勝手に交代させられるという文字通りのクーデターは将軍権威の失墜を決定的なものとさせました。

【クーデターで読み解く日本史】将軍を手玉にとった六角高頼の知略――長享・延徳の乱

失墜した幕府の権威を回復するために9代将軍・足利義尚が取った行動は反抗的な守護大名への武力による征伐(鈎の陣)でした。攻撃対象となったのは近江守護・六角高頼でしたが、義尚は京に戻ることなく早逝します。 第二次六角征伐は10代将軍・足利義材によ…

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