攻城団ブログ

お城や戦国時代に関するいろんな話題をお届けしていきます!

【「籠城」から学ぶ逆境のしのぎ方】名城・名勝負ピックアップ④――後詰決戦と野戦築城で守られた城・長篠城

馬防柵などを用いた長篠の戦いにおける信長の戦法が日本における野戦築城のはしりという説もあるとか。他家を圧倒的に凌駕する財力あってのことなのでしょうけど、織田→羽柴と受け継がれた野戦築城術はチート感がありますね。

【「籠城」から学ぶ逆境のしのぎ方】名城・名勝負ピックアップ③――武将の気迫で持ちこたえた城・長光寺城

瓶割り柴田のエピソードは江戸時代に書かれた『武家事紀』が初出ということでおそらく創作なのですが、城のある長光寺山が瓶割山とも呼ばれているように地域の伝承として語り継がれてきたようです。

【「籠城」から学ぶ逆境のしのぎ方】名城・名勝負ピックアップ②――徳川の大軍を押し返した城・上田城(第一次上田城の戦い)

「第一次上田城の戦い」は作戦としてはわりと単純なのですが、現代でも将棋倒しのような群集事故が起きているのを見てもわかるように大軍が密集するとコントロールが効かず、指揮命令系統は崩壊するのでしょうね。

【「籠城」から学ぶ逆境のしのぎ方】名城・名勝負ピックアップ①――夜襲で決着した「後詰決戦」・ 河越城(川越城)

日本三大奇襲のひとつとされる河越夜戦ですが、近年の研究では前後に起こった数度の合戦が天文15年4月20日の出来事として集約されて伝わったとの説が有力だとか。ちなみに「よいくさ」と読むことが多いのは「やせん」読みだと「野戦」と間違えやすいからだそ…

丸岡城へ重ね捺し御城印スタンプラリーの取材に行ってきました

丸岡城で重ね捺し御城印スタンプラリーがはじまったので取材に行ってきました。悪天候の中、たくさんの方に楽しんでいただけたようでなによりです。まだまだ台紙御城印は在庫がありますのでぜひ花見も兼ねてご参加ください!

【「籠城」から学ぶ逆境のしのぎ方】城をめぐる戦いの様相⑥――落城したその後は?

全国規模の城割(破城令)といえば江戸時代の「一国一城令」ですが、あれも島原・天草一揆で原城を一揆勢に利用され苦戦したことによるので、お城を放置しておくのはリスク要因なのでしょうね。ぼくらは残しておいてもらったほうがありがたかったんですけど。

【「籠城」から学ぶ逆境のしのぎ方】城をめぐる戦いの様相⑤――城攻めの兵器、城を守る兵器

攻城戦(籠城戦)にはさまざまな道具も使われました。 城壁をのぼるためのハシゴや井楼はよく知られていますが、ほかにも持備や轒轀車など初めて聞くものもたくさん紹介されています。

【「籠城」から学ぶ逆境のしのぎ方】城をめぐる戦いの様相④――戦わずに勝つための長囲と調略

戦わずに勝つ、最小の被害で最大の成果を得るというのは合戦後を考えればいかに重要かがわかります。こちらの兵力が削がれて弱体化してしまうと周辺国に攻め込むすきを与えてしまいますからね。

【「籠城」から学ぶ逆境のしのぎ方】城をめぐる戦いの様相③――火攻めと土竜攻め

火攻めはともかく、土竜攻めはマンガやドラマの話のようですが、じっさいに野田城は武田信玄がもぐら攻めによって落城させたとか。金堀衆がトンネルを掘って井戸の水を枯渇させ、水の手を断つことに成功しています。

【「籠城」から学ぶ逆境のしのぎ方】城をめぐる戦いの様相②――力攻めはスピードがメリット

包囲戦において一方向だけ開けておくのは孫子の「囲師必闕(いしひっけつ)」ですね。「囲む師(かこむし)は必ず闕(か)く」として、すべての逃げ道を塞いでしまうと敵が必死になって戦うため、あえて逃げ道をつくっておくのが上策だとか。

【「籠城」から学ぶ逆境のしのぎ方】城をめぐる戦いの様相①――前準備をしっかりと!

「兵法雌鑑」をまとめた北条氏長はあの北条氏の子孫なんですね。曾祖父は「地黄八幡」で知られる北条綱成です。江戸時代は旗本として仕え、最終的には2000石を超えるほど出世したとか。

【「籠城」から学ぶ逆境のしのぎ方】地形に合わせて縄張をする

どこに城を築くかという選地を終えたら、あとは構造を決める設計作業としての縄張、そして土木工事=普請、建築工事=作事という工程で城づくりは進みます。この一連の工程すべてを「築城」と呼んでいます。

【「籠城」から学ぶ逆境のしのぎ方】城造りと信心

人柱伝説はほんとうにあちこちにありますよね。丸岡城、郡上八幡城、白河小峰城、大洲城、米子城……など全国に伝わっているのですが、じっさいに人骨が見つかった例はほとんどありません(日出城くらい?)。 ただ毛利元就が人柱の代わりに「百万一心」と刻ん…

【「籠城」から学ぶ逆境のしのぎ方】本城の場所は「四神相応」であるべき?

平安京の場合、東青龍を鴨川に、西白虎を山陰道、南朱雀を巨椋池、北玄武を船岡山にあてはめられることが多いのですが、この話は戦後に登場した説で、当時の文献には残っていないそうですね。ちょっとびっくりしましたが。

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