今回は島田市博物館の岩﨑学芸員に今年で築城450年を迎える諏訪原城について教わります。武田勝頼と徳川家康によって争奪された歴史を知ると、現地を訪問したくなりますね。
そもそも稜堡式築城術とはどういうものなのか? 西洋といってもどこの国で生まれたのか、いつ誰が考えたのか、またその専門的な学問がどのように日本に持ち込まれたのか、考えてみると謎だらけですよね。ヴォーバンとかサヴァールとかお城の話にフランス人の…
レゴジャパンから8月1日に発売された大人向けレゴ®セット〈レゴ®アーキテクチャー 姫路城〉をご提供いただいたので作ってみたのですが、かなりの再現度なので本物の姫路城の写真と比較してみました。
ついに戸切地陣屋が完成します。ぼくは稜堡がひとつしかない点を見て松前藩は予算不足だったのかなと思っていたのですが、じつはひとつあれば十分防衛できる最高の立地に築いているそうです。今回は図解も多く、稜堡式城郭がどうやって守備をするのかがよく…
ルイス・フロイスが書いた『日本史』に家康が信長の「義弟」という記述があるそうです。 三国志の劉備たちが義兄弟を名乗ってるように、姉妹との結婚がなくても義弟と呼ぶことはあるので、おそらくそういうニュアンスなのでしょうが、この当時のポルトガルや…
佐久間象山のもとで洋式軍学を習得した藤原重太(主馬)は藩主・松前崇広により西洋流砲術師範として任命されます。開明的な藩主が英才を重要ポストに抜擢する構図は明るい未来を想像させますが……。
今回の攻城団テレビでは「どうする家康」で忍者考証を担当されている山田雄司先生と編集者の佐藤強志さんをゲストにお招きして、忍者についてお話を伺いました。
今回はじめて知ったふたりの親子――藤原正蔵と藤原重太(主馬)の名前をぜひ覚えていってください。正蔵は間宮林蔵に同行し、重太は佐久間象山の弟子なので、有名人のすぐそばにいたふたりなのです。
まずは戸切地陣屋が築かれる前日譚として、幕末における松前藩の状況について。ぼくは松前藩が一時期、東北に移封されていたことも知らなかったのですが、これって有名?
よく言われる家康の三大危機のひとつが伊賀越えです。 個人的には本能寺の変のあと、ひとりでも味方が欲しい光秀に対して(ウソでもいいので)同盟の申し出をすれば東海道を素通りさせてもらえたのではないかと思うのですが、混乱中で交渉の時間もほぼない状…
この連載ではまだまだ知らない人が多い、あるいは存在こそ知っていてもその真価を理解できていないぼくのような人たちに対して、戸切地陣屋の魅力やすごさを北斗市郷土資料館の時田太一郎学芸員に解説していただきます。
大河ドラマでは「信長を殺す」と名言した家康ですが、史実では京に戻って知恩院で追腹を切ろうとしたと伝わっています。そもそも信長を殺すなら富士山見物の際に実行したほうが成功率は高いわけですしね。ただ秀吉が「やった奴がバカを見る(実行犯が損する…
昨日二条城で開催された「遠侍・勅使の間」の学芸員解説会に参加してきました。特別入室での見どころなども聞いてきたので、レポートにまとめました。
7月21日(金)から開催中の「NAKED 夏まつり2023 世界遺産・二条城」の内覧会に参加してきたので、イベントの内容をざっくり紹介させていただきます!
3月に大津市で安土城についてのセミナー「安土城復元研究の過去・現在・未来」が開催されました。このセミナーに参加された早稲田大学城郭研究会の中村優希さんにレポートを書いていただきました。