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23.天守の階段

のイメージ...

現存天守に登ると階段がとても急で怖いですよね。
敵の侵入を防ぐためにわざとそうしている説がありますが、当時としては一般的なものだったようです。
今回はこの天守の階段について見ていきましょう。

天守の階段は急勾配

天守の階段は勾配がとっても急で登りにくいです。
では大体何度ぐらいあるのかと言うと、

  • 丸岡城天守 / 最大約62度
  • 松本城天守 / 最大約61度
  • 彦根城天守 / 最大約61度
  • 他の現存天守も50°前後が一般的です。

現在の一般的な家の階段の勾配は40°前後と言われています。
それから考えると天守の階段はとても急勾配であると言えますね。

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▲ 丸岡城天守の階段。上から見ると垂直に見える。上り下りのためのロープが取り付けられているのだ。

敵の侵入を防ぐためか?

天守の階段の勾配がとても急なのは、敵の侵入を防ぐためと言われています。
しかし、当時の階段としてはこれぐらいの勾配が普通のことだったようです。
その代わりというわけではないですが、各階の階段の位置はなるべく近づけてあります。

階段の構造

階段の構造を見てみましょう。

横幅

階段の横幅は一間(約2m)までに限られています。
それは、床を支える梁の間隔が一間で、階段は梁の間を通るためです。

板戸

階段の上り口には、正式には板戸をつけるそうです。
姫路城天守2階の階段の上り口には、跳ね上げる形式の板戸がつけられています。
松江城天守二階の階段につけられているのは、横に引く形式の板戸です。

材質

階段の材質は桐材で作られていたと言われています。
桐材は固くて磨り減りにくく、さらに軽くて取り付けやすかったからだと考えられます。
桐は燃えにくいので火災の時に脱出するのに役立つとか、軽いので敵の侵入を防ぐために取り外すことも簡単にできるから、ということを言われていますが、どうもそれらは伝承のようです。 

まとめ

天守の階段の勾配は、最大で丸岡城天守の62度、他の天守でも50度前後で、当時としては一般的だったようです。
堅くて軽い桐材でできていたり、板戸がついていたりと、普通の階段のように見えて色々と工夫がありますね。
ということで、天守の階段はとっても急だよ、というお話でした。
じゃあね🖐️

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