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【江戸時代のお家騒動】何でもあり! 江戸期最大のお家騒動「伊達騒動」

我が家&我が社の縮図とも言える伊達騒動

ここでは、江戸時代初期に巻き起こった「伊達騒動」のみを紹介させていただく。
これは、伊達騒動が非常に典型的なお家騒動であり、本連載で最初のサンプルとして提示するのにふさわしいと考えたためである。
伊達騒動はいくつもの要素・事件が組み合わさった複雑な構造になっており、また多様なフィクションの題材になるなど非常に有名な事件でもある。さらに「時代が移り変わる中での保守派・革新派の内部対立」「藩主の隠居や首謀者の処罰による決着」「中央政権(江戸幕府)による介入」など、本連載でこのあと紹介する多様なお家騒動の特徴を多く有している。
お家騒動って言われても、具体的なイメージがわかないなあ、という人はこの事件を追いかける中でその基本的なパターンをつかんでいっていただきたい。

身につまされる教訓② 「善悪」で分けられないお家騒動

伊達騒動は非常にスパンの長い事件であり、その背景にはさまざまな事情が絡んでいた。
とかく、私たちは物事を見るときに二元的な「善と悪」の対立構造に走りがちで、実のところそんなことは基本的にない――というのを、頭では理解できていても、なかなか個別のケースを判断するときには活用できないものだ。自分が当事者になった際には特にそうで、「自分が正義、相手は悪」と思い込んで暴走してしまった経験は誰にでもあるだろう。

だが「われは正義なり」と叫んですべてがうまくいくのは物語の世界だけの話。複雑な事情が込み入った物事に対処する際には、常に多様な視点を維持しつつ「どうしてこうなったのか」を考えなければならないのだ。
伊達騒動がそうであったように、本書でこの後紹介するお家騒動も基本的にはそうした複雑なバックボーンを抱えており、そこが難しいところなのだが、一方でそこが面白いところでもある。

「伊達騒動」の詳細は次回紹介します
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