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【お城の基礎講座】88. 三大湖城(さんだいこじょう)

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日本三大湖城(にほんさんだいこじょう)って知ってますか?
一つ目は島根県にある松江城、二つ目が滋賀県にある膳所城、三つ目が長野県諏訪市にある高島城です。
湖とお城のコラボレーションで巡るのがおススメです。
違った角度でお城巡りをしたい方には必見の内容です。

三大湖城(さんだいこじょう)

三大湖城と呼ばれているのは

  • 松江城(まつえじょう、島根県松江市)
  • 膳所城(ぜぜじょう、滋賀県大津市)
  • 高島城(たかしまじょう、長野県諏訪市)

です。

松江城(まつえじょう)

島根県にある松江城です。
湖城というだけあって、湖の沿岸に建てられていました。
その湖とは島根県で有名な宍道湖(しんじこ)です。
松江城は別名千鳥城ともいうお城です。
2015年に天守が国宝に指定され、城跡は国の史跡です。
城は堀尾吉晴と孫の堀尾忠晴が築城しました。
堀尾吉晴は松江城が完成する前に亡くなってしまい、完成した姿を見ていません。
1611年のことです。
現在は宍道湖のすぐそばに松江城があり、宍道湖の自然の風景なども楽しみながらお城巡りをしたいところです。

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膳所城(ぜぜじょう)

膳所城は滋賀県の大津市にあった城です。
琵琶湖の沿岸というか、琵琶湖上に作られました。
1600年より前まではこの付近では大津城が大きな城でしたが、関ヶ原の戦いで被害を受けてしまったため、徳川幕府が天下普請によって膳所城が作られました。
天下普請第一号の城として有名です。
現在では城のほとんどが破壊されてしまい、遺構を見ることはなかなか出来ません。
縄張を担当したのは築城の名手藤堂高虎(とうどうたかとら)です。
本丸部分は当時は陸続きではなく、琵琶湖の中に石垣を築いて島のようにし、本丸の西の隅には四重四階の天守が設けられたそうです。
現在は膳所城跡公園として整備されており、石垣などがわずかに残っていて見ることができます。
また城門は膳所神社などに移築現存されていますので、合わせて見学すると良いでしょう。

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高島城(たかしまじょう)

長野県諏訪市にある高島城は、諏訪湖に突き出した形で作られています。
江戸時代の初めに諏訪湖の干拓が行われたので湖城ではなくなってしまいましたが、諏訪の浮城と例えられていたようです。
現在は高島城の復興天守が建てられ、資料館となっています。
また、石垣や堀も残っており見所は十分でしょう。
本丸があった場所は高嶋公園になっていて、本丸の石垣や北側と東側の堀が残っています。
公園は藤でも有名なので、紫色の藤を一緒に見るのもいいですね。

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まとめ

湖の近くに建てられた湖城は、水の中に浮いてるように見えたりして美しく見えたことでしょう。
そのため浮城の異名を持っているお城もあります。
三大湖城を訪れて、湖とのコラボレーションを楽しんでください。
ということで、日本三大湖城のご紹介でした。
じゃあね🖐️

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