現在、京都市考古資料館で開催中の特別展示「THE 金箔瓦」を見てきました。
いやー、ほんとすごいです。これが無料で見れるなんて、なんだか申し訳ないくらいです。
一部(安土城)をのぞいて撮影オッケーだったので、写真を撮ってきました。
遠方にいらっしゃる方のために載せますが、瓦の質感とかまでは写真では伝わらないと思うので、できるだけ京都まで足を運んでいただきたいです。
コラボ御城印も発売中なので、「京都御城印サミット」に来られる方はその前後に京都市考古資料館にも寄っていってください。
じゃあどどっと写真レポートです(手抜きとも言う)。


歴史的には安土城からはじまった金箔瓦は、当初織田一門にのみ許されていたものの、秀吉の時代になると「羽柴」の名字と同様に有力家臣に使用を許し、全国的に普及していきます。
江戸時代には次第に消えていくものの、二条城でも見つかっているそうです。






図録も300円で販売されています(ぼくも買いました)。
御城印もいまは通常版と、年末につくった銀色のがまだ残っているので一時的に4種類が販売中なんですね。
チラシも置いていただいてますね。
最後に特別展示の様子をスマホで動画に撮って1分にまとめたのでどうぞ。
金箔瓦バッジの調整
館内のパネルに「金箔瓦出土城郭」という地図があり(図録P.2にも掲載)、それによれば全国46城郭で発券されているそうです。
攻城団の「金箔瓦」バッジは「よくわかる日本の城 日本城郭検定公式参考書」(学研プラス)を参考にリストをつくったのですが、それが42城でした。差分を取ってみると、以下のお城が今回のパネルには認めらていますね。
- 江戸城
- 福嶋城(新潟県)
- 北ノ庄城
- 長浜城
- 二条城
- 熊本城
まあ秀吉の有力家臣+二条城なので不思議ではないかな。
一方で伏見城は(指月と木幡山で)まとめてあったり、なぜか京都新城は入ってなかったです。2019年(令和元年)に京都御所の地下から金箔瓦が見つかったこともあり展示はもちろんあったのですが、城郭扱いしていないのかな。
どちらも信頼に足る出典なので、とりあえず和集合を取って対象のお城を増やしておきました。
攻城団のローカルルールで一度獲得したバッジはあとから対象のお城は増えても剥奪しないとしているので、バッジを獲得された方はご安心ください(でもせっかくなので未訪問のお城があるならぜひ攻城を)。