攻城団ブログ

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細川玉子さんによる京都御城印サミット開催レポート(初日)

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京都御城印サミットでぼくといっしょに2日間、司会進行をつとめてくれた京都・長岡京おもてなし武将隊つつじの細川玉子さんにイベント初日を振り返ってのレポートを書いていただきました。
写真も満載なので参加できなかった方にも当日の雰囲気がよく伝わると思います。ご来場くださった方はぜひ感想をブログやSNSに投稿してくださいね。

皆々様、ご機嫌麗しゅうございます!
京都・長岡京おもてなし武将隊つつじの、細川玉子にございます。
此度は、3月25日(土)と26日(日)に開催されました【京都御城印サミット】について、まとめさせていただきました。

こちらの催しなのですが、今回が初開催となっており、亀岡市にございます「ガレリアかめおか」にておこなわれました。
なお、両日、感染予防対策といたしまして、マクスの着用や手指の消毒にご協力くださいましたこと、誠にありがとうございました。

そして、わたくしは両日、司会をつとめさせていただきました。
また我々、京都・長岡京おもてなし武将隊つつじは演武の披露や、自分達のブースの他にも、長岡京市と大山崎町の御城印の販売も担当いたしました。

ちなみに、我が隊は、25日(土)は、明智光秀、明智光慶、松井康之、小笠原少斎、わたくし細川玉子の五名。

そして、26日(日)は、明智光秀、細川藤孝、細川忠興、明智光慶、松井康之、わたくし細川玉子の六名にて、出陣させていただきました!

此度の開催にいたるまで、主催である森の京都DMO様や、攻城団のこうの団長や、川勝様、本当にご準備など大変だったかと思います。
どれだけの方がお越しくださるのか、そもそも来てくださるのか等、不安に思われていたかと思います。
さらに、開催日であった25日、26日はお天気も優れなくて、初開催のうえ、天候の不安……様々ございました。
ですが、蓋を開けてみますと、大盛況にございました!

想像以上の方がお越しくださり両日、開場前から並んでくださる方も、大勢おられて!
わたくしも、京都御城印サミットを盛り上げる側として、とても嬉しかったです!

好調な滑り出しとなった、京都御城印サミット!
まずは、ご参加くださいましたブースの皆様を、紹介させていただきます。

長岡京市、大山崎町、京都・長岡京おもてなし武将隊つつじの合同ブース。
亀岡市様、南丹市様、京丹波町様、綾部市様、京都市右京区京北様、森の京都DMO様、福知山市様、攻城団様。
そして土曜日のみのご参加だったのですが、舞鶴市様もお越しくださり、10ブースとなっておりました。

25日(土)10時の開場と共に、お目当てのお品があるブースへ多くの方がお並びになられ、会場内が熱気に包まれました。
そして10時過ぎより、こうの団長とわたくしの進行のもと開会式が行われ、各ブースのご案内や、ブースにて販売される限定御城印の紹介などを、ステージ上にて行わせていただきました。

お並びになられている方が多い中、並びながらもステージをご覧くださったり、また我々を応援してくださる援軍様(ファンの方)も座ってお聞きくださったり、温かい雰囲気がとても嬉しかったです😊

では各ブースにて販売されました限定御城印などを、詳しく紹介させていただきます。

まずは、長岡京市、大山崎町、京都・長岡京おもてなし武将隊つつじの合同ブースなのですが、こちらでは「山崎の戦い」と入った、長岡京市の勝龍寺城と、大山崎町の山崎城跡の御城印が販売されました。

我々、京都・長岡京おもてなし武将隊つつじも、サミット限定の武将印や春限定の武将印などを、販売させていただきました。

大変好評をいただいたようで、ステージの上から、多くの方が並んで下さっている様子が見られ、とてもありがたかったです!

亀岡市様では、なんといっても一日40枚限定の、余部丸岡城の御城印が大人気でした!

こちらの御城印は抽選となっており、抽選券は森の京都DMO様にて配布されるということで、森の京都様のブースにも長蛇の列が出来ておりました。
さらに、神尾山城の新作の御城印もとても素敵でした。

南丹市様では、八木城の御城印セットが販売され、こちらも大変人気がございました!
丹後和紙を使用されており、金、銀、銅に輝く御城印は、飾っておきたいほど美しいなと思いました。

なんと製作に攻城団様も関わられたということで、様々なこだわりが感じられるお品でした。

京丹波町様では、限定版の須知城と中畑城の箔押し御城印が販売されました!
きらきらと輝いており、とても豪華でした。
さらに、通常版の御城印に”京都御城印サミット”の判が押された、限定品もございました。

そして、味夢(あじむ)くんのグッズも可愛らしかったです。

「道の駅 京丹波・味夢の里」は、とても広く、お土産品なども充実した道の駅なので、皆様もぜひ伺ってみてくださいね!
玉子も大好きな道の駅です。

綾部市様では、会場限定販売の御城印や、春らしく桜が施された、新作の御城印の販売もあり、大盛況にございました!

新作の桜の御城印なのですが、色使いが大変美しいので、ぜひ多くの方に手に取っていただきたいです。

京都市右京区京北様では、大河ドラマ「麒麟がくる」にて大変注目を集めました、周山城の御城印が販売されておりました。

なんと、此度のサミットの為に、一日限定100枚の御城印をお作りくださいました。
大変な人気でございました!
なお、一日30個限定の、周山城の縄張図が描かれた缶バッジも、お城好きな方の心を揺さぶったかと思います。

此度の、京都御城印サミットの主催でもあります、森の京都DMO様では、森の京都ファンクラブの会員様を募集されており、クリアファイルや商品券が当たる、抽選会も行われておりました!

福知山市様では、サミットの為にお作りになられた「福知山歴史御城印」が、大注目されておりました。

こちらは、福知山城の縄張図が描かれた、二枚一組の御城印で、とても豪華でした!

そして、3月21日を“みつひデー”とされ、みつひデー記念御城印を、いがいと!福知山のファンクラブに入会されている方へ、先着順でお配りになられておりました!
その場での入会でも、御城印をいただけるとのことで、大変な行列となっていました。

他にも、たくさんのお菓子や父上、明智光秀のグッズなども並んでおり、華やかなブースでした。

さらに、とても男前な父上の大きなパネルが飾ってあり、そちらと共に写真撮影が出来たり、福知山市のキャラクター「みつひでくんとひろこさん」の風船がいただけるなど、嬉しい特典もございました。

攻城団様では、此度のサミットに大変力を注がれており、サミットの為に会場限定の多くの御城印を販売され、また、過去に即完売してしまったという、聚楽第の御城印の復活もあったりと盛り沢山!

ブースはとても賑わっており、長蛇の列となっていました。

くまもんとひこにゃんの御城印帳も販売されており、大変可愛らしかったです。

さらに、ひこにゃんと同じ「もへろん先生」が描かれた、攻城団のマスコットキャラクター「ぼんてん・まる」ちゃんのポストカードがいただけるなど、魅力的な特典も満載でした。

そして攻城団様のブースのお隣にて、来場記念御城印の引き換えもおこなわれました。
25日(土)は、明智光秀が描かれた“亀山城”、26日(日)は、秀吉様が描かれた“聚楽第”!

どちらも「戦国無双」などのキャラクターデザインで知られる、諏訪原寛幸先生のイラスト入りで、今回のみの特別な御城印でした。
玉子も両日、げっといたしましたよ!

そして、25日(土)の参加となった、舞鶴市様では、田辺城の御城印と、舞鶴市のキャラクター「ゆうさいくん」のグッズの販売が行われていました。

ゆうさいくんは、催しでよくご一緒させていただき、藤孝様を模したキャラクターさんでもあるので、玉子も応援しております!

ちなみに、我が隊の父上、明智光秀が、藤孝様への贈り物として、ゆうさいくんのピンバッジを購入しておりました。
日曜日に、そのピンバッジを藤孝様が喜んで付けており、なんだか可愛らしい父上達だなと思いました😊

開会式にてご案内させていただいたブースや、御城印の内容など、改めてご案内させていただきました。
まさに盛り沢山! 御城印好きにはたまらない! そんな催しであったこと、こちらの内容をご覧くだされば、伝わるかと思います。

御城印がとても好き! ですが、今回参加できなかったという方は、とても残念だったと思いますので、ぜひ「次の開催をお願いします!」と、森の京都DMO様や、攻城団様へ、メールなどをお送りしてくださいね。


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開会式後は、ステージにて様々な催しが開かれました!
ここからは、25日(土)のステージの様子を、ご紹介させていただきます。

11時30分から開始されました、ステージのイベントですが、まず最初にご登壇くださいましたのは、京丹波町からお越しくださいました、今西宏様です。

今西様は、中畑城跡保存委員会の代表をつとめられており、此度は中畑城について、こうの団長とご対談くださいました。

中畑城は山城であり、那須与一様の末裔とされる、北一ノ正(きたいちのかみ)様によって、築かれたと推測されているそうです。
京都と丹後、氷上方面を結ぶ、交通の要としても栄えたお城とのことで、大変貴重なお話をお聞きすることが出来ました。
京丹波町にも、中畑城跡や須知城跡といった山城がございますので、ご準備をしっかりなされたうえで、ぜひ伺っていただきたいです。


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お次は12時より、我々、京都・長岡京おもてなし武将隊つつじの一回目の演武となりました。
我々はよく、甲冑劇と呼ばれる、史実を元にした演劇を披露させていただくことが多いのですが、この日は殺陣や、剣舞、詩吟を用いた“武将隊演武”を披露させていただきました。

大変多くの方にご覧いただき、拍手もありがとうございました!
まだ我々を知らないという方もおられたかと思いますので、多くの皆様に演武をご覧いただくことが出来、とても幸せでした!

そして12時30分からは「福知山城へ行こう」ということで、福知山市産業政策部産業観光課の、上原広大様にご登壇いただき、こうの団長とご対談くださいました。

福知山市様は様々な面白い企画を打ち出されたり、PRがとてもお上手な印象がございます。
上原様のお話もとても分かりやすく、福知山城の新たな魅力を感じられた、そんな対談となりました。

福知山城は、石垣に500個以上の「転用石」が使用されていたり、本丸には日本一の深さを誇る「豊磐井」もご覧いただけます。また父上の「明智光秀家中軍法」も拝見できます。
見る季節や角度によって、様々な美しさを見せる外観や、福知山の市街地を一望できる天守閣も、大変魅力的なお城です。
個人的には、木造を感じられる外観もとても好きです!

また「瓦一枚運動」や、福知山城建設の際、領民が資材を運ぶ掛け声となった「ドッコイセ」。この「ドッコイセ」は今も「福知山音頭」として受け継がれ、市民の皆様に親しまれております。
福知山城は、戦国の世から現在にいたるまで、民に愛されたお城であり、父上、明智光秀を本当に愛しておられる町だなと感動いたしました。
とても素敵な福知山市と福知山城。ぜひ多くの皆様に、足を運んでいただきたいです。


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そしてお昼休みを挟みまして、14時よりステージのイベントが再開されます。

サミットでは両日、キッチンカーにもお越しいただき、からあげやたこ焼き、ワッフルなども楽しんでいただきました。

隊の皆もからあげのお弁当をいただいたのですが、からあげがとても大きくて、蓋が閉まらないほどだったとのこと!
大変美味しくて、大満足だったと聞いております😊

さらに此度、自分で自由に作れる「御城印を作ろうコーナー」もあり、そちらも大盛況でした!

大人の方も子供達も、年齢を問わず楽しまれておりました。

わたくしも空き時間に体験させていただきましたが、色とりどりの用紙を選び、様々な家紋や文字を押すことができ、とても楽しかったです。良い記念になりました!

そして14時からは、大山崎町歴史資料館の、福島克彦館長にご登壇いただきました。

福島館長は『明智光秀 織田政権の司令塔』(中公新書)や『明智光秀と近江・丹波 分国支配から「本能寺の変」へ』(サンライズ出版)など、多くの著書を執筆されておられます。
また、福島館長には我々も大変良くしていただいており、著書を頂戴したこともございます。
今回は、山崎城跡について、ご講演いただきました。

父上、明智光秀と羽柴秀吉様が戦った「山崎の合戦」。
その際に、羽柴軍が山崎城に陣取ったため優勢となったというお話は、お聞きになられたことがあるかと思います。

また山崎城は、山崎の戦いの後、大坂城を築城されるまで、秀吉様が本拠地とされており、別名「天王山宝寺城」や「天王山城」とも呼ばれております。
現在の山崎城跡は、最後の城主となった豊臣秀吉様の時代のものが多くあらわれているとのことで、秀吉様の個性が強く出たものだと考えられるそうです。現在も、多くの遺構をご覧いただけます。

さらに福島館長は、山崎の戦いの際に、大山崎に伝わる民の動きなどもご研究されておられ、此度のご講演も大変興味深いお話をお聞きいただけたと思います。

大山崎町歴史資料館は、JR東海道線・山崎駅下車、徒歩5分、阪急電鉄京都線・大山崎駅下車すぐと、駅からとても近くなっております。
またお車では、名神高速道路・大山崎ICから約7分と、こちらもアクセスが大変よろしくなっております。

大山崎町歴史資料館にて、山崎の戦いに関する大変貴重な展示をご覧くださり、山崎城跡にて、山崎の戦いの息吹を感じていただきたいです。


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15時からは二回目となる、京都・長岡京おもてなし武将隊つつじの演武を披露させていただきました。
実はこのサミットにあわせ、新演武を用意しており、こちらの回にて初披露させていただきました!

皆様から温かい手拍子を頂戴し、とても盛り上がり、緊張しておりましたが、新演武を披露させていただき、大変よかったなと思いました😊
手拍子をくださいまして、本当にありがとうございました!

そして25日、最後のステージのイベントは「周山城へ行こう」とのことで、城あそび・ゆうさい様にご登壇いただきました。

ゆうさい様は、全国の自治体や観光協会の方を招いてのオンライン講座「城あそび」を主宰されておられます。
2019年(令和元年)に、日本のお城をもっと多くの方に知ってもらいたい、楽しんで欲しいという想いから「城あそび」の企画を始動されたそうです。
ゆうさい様ご自身も、大変多くのお城を訪問されておられるそうで、お城を愛するお心から、新しい事業を開始されたのだと伝わり、大変素敵だなと感じました。

そんな、ゆうさい様はこうの団長と共に、京都府内でも評価の高い周山城について、ご対談いただきました。

麒麟がくるがきっかけとなり、大変注目されている周山城。
父上、明智光秀が築城したお城としては最大規模と伝わり、また、保存の状態が良いことでも知られております。
父上の築城の技術をしっかりと感じることができることも、人気の理由と思われます。そして、なんといっても石垣が素晴らしい!
歴史浪漫を感じずにはいられない、貴重なお城のひとつですよね。

周山城は、父上が丹波平定を行った後の1580年(天正8年)に、東丹波地方の要として築城されたと伝わります。
父上の従兄弟で、重臣のひとりである明智光忠殿が城主として入りました。
ですが、1582年(天正10年)に本能寺の変が起こり、山崎の戦い後に秀吉様の城となります。山崎の戦いの功により、加藤光泰殿が一時、入城したと伝わりますが、その後、廃城となったとのこと。

また、城下の慈眼寺には、善政を敷いたとの伝えと共に、父上、明智光秀の黒塗りの坐像(木像)の「くろみつ大雄尊」がございます。
現在では”くろみつくん”としても知られておりますね。

またゆうさい様は、越後上越上杉おもてなし武将隊様とこらぼれーしょんを行ったこともあるそうで、いつか我々ともそうした機会があると嬉しいなと思います!
ゆうさい……というお名前にも、ご縁を感じます😊


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様々にご紹介して参りましたが、25日の会場の様子や、ステージのイベント等のご案内は以上となります!
次回の記事では、26日の会場の様子や、ステージのイベントの内容について、綴らせていただければと思います。

長文となりましたが、ここまでお読み下さり、ありがとうございます。
次回もお読み下さいますと、嬉しいです。
京都・長岡京おもてなし武将隊つつじの、細川玉子でした!

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