チャシ の検索結果:
…の語です。ユクエピラチャシの「ピラ」も同源です)の絶壁、北方・東方を深い沢と険峻な山地に守られた「野崎の丘」は、地形を活かした築城にとってうってつけの場所であり(図10・11)、江戸中期~後期の藩家老にして史学者であった松前広長(まつまえ ひろなが)が著した『松前志』(天明元・1781)や探検家・近藤重蔵(こんどう じゅうぞう)が1807年(文化4年)に幕府に提出した『惣蝦夷地御要害之儀ニ付心付候趣申上候書付』およびこれに同行した田草川伝次郎による『西蝦夷地日記』、また松前の…
…、アイヌ民族が作ったチャシというものがあります。アイヌ独特の文化に基づくチャシについて、今回は学んでいきましょう。 チャシはアイヌの城 チャシというのはアイヌ語で「囲い」という意味です。アイヌの人々が造った城砦(じょうさい)で、北海道、千島列島、樺太などにに約500あります。築造年代は16~18世紀と言われています。チャシは自然地形をうまく利用しており、山や丘などの高い場所に築かれています。また、壕や土塁、崖などで区画された造りです。お城として使われた以外にも聖域、祭祀・祭礼…
…城」の存在を知ると「チャシ」や「グスク」という言葉に出会うことになります。 ものすごく簡単に説明すると、「チャシ」は北海道(蝦夷)のアイヌ民族による城、「グスク」は沖縄(琉球)の琉球民族による城のことです。文化圏が異なるため、城の成立過程や、その形態も異なっています。 弥一左衛門 | 夏[首里城] チャシ 「チャシ」とは、アイヌ語で砦・館・柵・柵囲いといった意味を持つ言葉です。 チャシは室町時代から江戸時代に築かれており、その建造の目的は、濠を掘り木柵や土塁をめぐらして館や砦…