攻城団ブログ

お城や戦国時代に関するいろんな話題をお届けしていきます!

層塔型天守 の検索結果:

【家康の城】江戸城 世界有数の一大城郭と城下町!

…間で、その上に五重の層塔型天守が建てられました。2017年(平成29年)2月、松江市は徳川家康が築いた当初の江戸城図「江戸始図(えどはじめず)」が見つかったと発表しました。ここに描かれた江戸城は1607年(慶長12年)から1609年(慶長14年)のころの様子だと思われ、これにより当時の天守や本丸の構造が明らかとなりました。特徴は3つあります。一つは天守が連立式天守であったこと。二つめは本丸南側には連続外枡形を有していたこと。三つめは北側には三重の馬出が構えられていたことです。…

【お城の基礎講座】87. 三大海城(さんだいうみじろ)

…2代目の天守は3重の層塔型天守です。千鳥破風や唐破風などの装飾性の高い飾りが特徴で、これが現存している天守です。現在は埋め垂れられてしまったが、かつては総郭(そうぐるわ)の半分ぐらいが直接海に接していたらしい。 宇和島城天守は2代目で、現存天守だ(写真提供:宇和島観光物産協会) 海城(うみじろ)とは? 水面が穏やかな琵琶湖や瀬戸内には湖や海に接して城が築かれました。これらを水城、海城と呼びます。当時の物流は海・湖・川などを利用する水上交通が主流で、川や海を抑えることは武将にと…

【お城の基礎講座】25.現存十二天守と国宝五城

…天守です。三重三階の層塔型天守で、江戸時代は御三階櫓と呼ばれていました。国の重要文化財です。 ▲ 弘前城天守。現存。国重要文化財。(提供:弘前公園総合情報サイト) 松本城(まつもとじょう) 松本城は長野県松本市にある五重六階の層塔型天守です。五重以上の天守では最古のものです。国宝です。 ▲ 松本城天守。現存で国宝。(写真:たかまる。) 丸岡城(まるおかじょう) 丸岡城は福井県坂井市にある二重三階の望楼型天守です。屋根瓦は福井県でとれる笏谷石(しゃくだにいし)で作られているのが…

【お城の基礎講座】21.廻縁(まわりえん)と高欄(こうらん)

…外観四重、内部五重の層塔型天守ですが、最上階の5階が4階よりも大きく張り出した形をしています。これが唐造(南蛮造)です。廻縁を室内に設けることで唐造が出来上がったのかもしれませんね。 ▲ 小倉城模擬天守。最上重のほうが下の重よりも大きい。これが唐造(南蛮造)。廻縁を室内に設けたところからの発展形? まとめ 天守の格を高めるために廻縁と高欄が設けられましたが、耐久性の点で難があり次第にすたれてしまいました。しかし廻縁へのあこがれなのか、室内に廻縁に相当する廊下を設けたり、唐造(…

【お城の基礎講座】19.天守の破風の構造

…いる。 望楼型天守と層塔型天守での破風の違い 天守の二つの形式である望楼型(ぼうろうがた)天守と、層塔型(そうとうがた)天守とで破風の違いを見てみましょう。 望楼型天守 望楼型天守は、一重目または二重目が入母屋造りになっており、入母屋屋根の部分は真っ暗です。そのため、屋根裏に明かり取りのための窓を設ける必要がありました。そこで考えられたのが出窓です。そして、その出窓の屋根には千鳥破風(ちどりはふ)や切妻破風(きりつまはふ)、唐破風(からはふ)などがつけられました。その結果、望…

【お城の基礎講座】16.天守の屋根の形式

…使われている。 ▲ 層塔型天守である名古屋城天守の最上重の屋根も。 最上重の屋根は、望楼型天守でも層塔型天守でも、すべて入母屋造です。天守を見に行ったときには、チェックしてみてください。 まとめ 日本建築の屋根には、寄棟造、切妻造、入母屋造、方形造の四種類があり、その中でも天守には最も格式の高い入母屋造りが使われました。ということで、天守の屋根は格式の最も高い入母屋造だよというお話でした。じゃあね🖐️ このコラムが毎日メールで受け取れます 以下のページからメールマガジン(無料…

【お城の基礎講座】5.天守の重と階

…ます。 望楼型天守と層塔型天守の重と階 天守の形は2種類あります。望楼型天守と層塔型天守です。この二つについて、それぞれ重と階がどうなるのかを見てみましょう。 望楼型天守の場合 望楼型天守の場合は内部に屋根裏階を持つことが多いため、重と階が一致しないことも多いです。しかし、重と階が一致する例もあります。望楼型天守である姫路城は五重六階、同じく望楼型天守である広島城は五重五階です。 層塔型天守の場合 層塔型天守の場合は一重目を特に高く建てることが多いため、重と階が一致しないこと…

【お城の基礎講座】3.望楼型天守(ぼうろうがたてんしゅ)と層塔型天守(そうとうがた天守)

…ろうがたてんしゅ)と層塔型天守(そうとうがたてんしゅ)と呼ばれるものです。犬山城天守を例に解説します。 望楼型天守(ぼうろうがたてんしゅ) 天守の形 望楼型天守は一階もしくは二階建ての大きな入母屋造り(いりもやづくり)の上に、1階建てから三階建てぐらいの大きさの望楼(ぼうろう)、いわゆる物見を載せたものです。望楼が屋根の上に乗っているため、望楼型天守(ぼうろうがたてんしゅ)と呼ばれています。 世界初の天守は望楼型 世界で初めて天守を建てたのは織田信長と言われていますが、その代…

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