攻城団ブログ

お城や戦国時代に関するいろんな話題をお届けしていきます!

多聞櫓 の検索結果:

【お城の基礎講座】75. 織豊系城郭(しょくほうけいじょうかく)

…もんじょう)で初めて多聞櫓(たもんやぐら、多門櫓とも書く)が築かれたり、天守ぐらいの大櫓が建てられていました。どれもも近世城郭にあるものですが、これらは各地においてそれぞれの発展をしてきたものでした。それを新しい城という形に集約させたのが織田信長です。 安土城(滋賀県)の大手道がよく復元されている。近世城郭の完成を見た場所だ 新しい城作り 織田信長は城作りだけでなく兵農分離(へいのうぶんり)も進めていました。専門職としての武士や兵隊を作るということです。そのため、それらの武士…

【お城の基礎講座】65. 枡形(ますがた)

…つの門を構え、さらに多聞櫓で三方を取り囲んで、堀をめぐらせたものです。英語ではdeath boxとでも呼ぶのでしょう。(参考:「城バイリンガルガイド」) 城バイリンガルガイド 改訂版: Samurai Castles Second Edition (Bilingual Guide to Japan) 発売日: 2019/12/10 メディア: 単行本 江戸城の枡形。高麗門(左)と櫓門(右)が四角い空間に直角に配置されている 金沢城の枡形内。高い石垣と多門櫓に囲まれる 金沢城の…

【お城の基礎講座】32.平櫓(ひらやぐら)と多門櫓(たもんやぐら)

…す。今回はこの平櫓と多聞櫓について見てみましょう。 平櫓(ひらやぐら) 一重櫓のことを平櫓(ひらやぐら)と言います。平櫓は最も簡単な形のやぐらです。屋根は、入母屋造りとするか、格式が低い切妻造とされていました。二重櫓よりも大きさも小さく、高さも低いため、物見としてはあまり使われなかったようです。土塀などがないところに平櫓が建てられることが多かったようです。また天守などに付属する付櫓として建てられることも多かったようです。 多門櫓(たもんやぐら) 城壁の上に長く続く櫓のことを多…

【お城の基礎講座】31.基本の二重櫓(にじゅうやぐら)

…ためです。一階建ての多聞櫓(たもんやぐら)や城門の屋根越しに城外をうかがうことができるため、ニ階建ての二重櫓は重宝され、防衛上重要なところに配置されました。そのためとても沢山作られました。そして、現在でも多く残っています。 名古屋城の現存する東南隅櫓 現存する例 現存する例としては大阪城や名古屋城などをはじめ多数あります。一覧表にまとめてみました。 城名 櫓名 構造 高崎城 旧本丸乾櫓 二重二階(重箱櫓) 江戸城 桜田櫓 二重二階 江戸城 西の丸伏見櫓 二重二階 新発田城 旧…

公開が再開された二条城にいってきました

…す。もともとここには多聞櫓があったらしいので、木がないほうがぼくはいいと思います(復元できるならもっといいですね)。 また西南隅櫓のところも以前はジャングルのようになってたのですが、見通しが良くなっています。通路がきれいに整備されているので、今後もしかしたら西南隅櫓の特別公開が予定されているのかもしれません。 唐破風もはっきりと見えますね。 展示収蔵館では黒書院の障壁画(原画)が展示 展示収蔵館も開いてました。 今年度の第1期「花咲く対面所 ~〈黒書院(くろしょいん)〉に描か…

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