朝鮮式山城 の検索結果:
…ひとつは高地性集落、朝鮮式山城、南北朝期の山城の流れを汲む、防衛拠点としての城だ。まさに戦うための存在、といえる。これらの城は地形の防御力を活かすために、しばしば山の上に築かれ、山城と呼ばれる。山城の定義としては「比高(二つの地点における高さの差。この場合は近くの平地と比べる)100メートル以上の山地に築かれた城」というものもある。この戦国時代の山城は、南北朝時代のそれとは違い、長期間立て籠もって戦うことが目的だった。そのため、ただ山という地形に頼るだけでなく土塁や空堀をめぐ…
…内海沿岸に設置された朝鮮式山城(および、これより古いが同種の建築法で作られた山城「神籠石(こうごいし)」)がある。もうひとつは北方の異民族・蝦夷を征服する過程で築かれていった城柵で、こちらは平地や小高い丘に柵をめぐらせ、堀を作ることで構築され、守って戦うというよりは政治的な拠点の性格のほうが強かったようだ。 平安時代末期より軍人階級としての武士が出現すると、以後は彼らの私的な拠点としての城が登場するようになる。この際も方向性は二つに分かれており、武士の館や寺に堀など防御設備が…
…一つ、吉野ケ里遺跡 朝鮮式山城(ちょうせんしきやまじろ) 九州から瀬戸内にかけて古代に作られた城があります。それは百済(くだら)の人の技術によって築かれた城で、朝鮮式山城(ちょうせんしきやまじろ)と呼ばれています。土塁や石垣が大きく一続きになっており、そのような城壁で谷や山などを取り囲んでいるのが特徴です。これは663年頃に百済が滅亡して、百済から多くの人が日本に亡命してきたのが始まりとされています。大野城(おおのき)や鬼ノ城(きのじょう)などが有名です。 復元された鬼ノ城は…
…時代に朝鮮半島から「朝鮮式山城」の造り方が伝わったと言われている。(後略) 『イラスト図解 城』P.52 イラスト図解 城 (イラスト図解シリーズ) 作者: 小和田哲男 出版社/メーカー: 日東書院本社 発売日: 2010/11/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る ポイントは「標高」ではなく「比高」で、たとえば松本城は標高592mというかなり高地にありますが、盆地にあるため比高はほとんどないので「平城」に分類されます。 そこで現在、攻城団に登…