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【殿様の左遷栄転物語】綱吉が最も寵愛した男、柳沢吉保

柳沢吉保という男 柳沢家はもともと武田信玄で有名な甲斐武田家の支流であり、武田滅亡後は多くの武田旧臣がそうであったように徳川家に仕えた。柳沢安忠の代には直臣から駿府の徳川忠長に仕えたものの、前述したようにこの家は改易となってしまったため、浪人生活を経て館林藩時代の綱吉の家臣となった。そして、その息子が綱吉の小姓となる――これが吉保(このころの名は保明)である。 やがて吉保は加増により武蔵国川越藩の藩主となる。さらに老中上席――すなわち老中より上の格、大老格となり、「松平」の姓…

2.譜代家臣団の成立

…っていた十八松平(十四松平)――はすべて松平姓を使っていた。また、徳川直系の保科家や越智家、紀伊徳川の一族になった鷹司家、松井家にも松平の姓が与えられている。さらに家臣でも目覚ましい功績のあった柳沢家や、有力な外様大名の前田家、島津家、伊達家、黒田家、浅野家、毛利家、鍋島家、池田家、蜂須賀家、山内家などにも松平を名乗ることが許されている。これらは毛利家を除いて、明治維新まで松平姓を使い、本来の姓を使わなかったという。 次回「(3)江戸幕府における譜代大名の役割」につづきます。

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