攻城団ブログ

お城や戦国時代に関するいろんな話題をお届けしていきます!

第二次上田合戦 の検索結果:

【「籠城」から学ぶ逆境のしのぎ方】名城むなしく⑨――武田信玄に苦汁をなめさせ、内応であっさりと落ちた城・砥石城

…真田氏のものとなり、第二次上田合戦の記録の中にその名前が出てくる。 1548年(天文17年)に第一の敗北である「上田原の戦い」で義清に敗れた信玄はその2年後、義清が別の敵と戦っている隙を突いて、武田氏と村上氏の勢力の境目として重要な拠点である砥石城に進撃した。信玄はまず偵察隊を送り、城の様子を慎重に確認した後で、攻撃に踏み切った。これに加えて村上方の豪族に対する調略も行い、城攻めはうまくいくかと思われた。ところが砥石城の守りは堅く、1ヶ月にも及ぶ攻防戦で武田軍が疲弊したところ…

【「籠城」から学ぶ逆境のしのぎ方】城の役目は⑨――徳川本隊を釘付けにした城――上田城(第二次上田合戦)

このように、関ヶ原の戦いから波及する形で、大小の合戦が全国で繰り広げられた。その中には攻城戦も多数含まれていたのだが、特にドラマチックで、関ヶ原の戦い全体にも大きな影響を与えたのが、「第二次上田城の戦い」である。そう、1585年(天正13年)の戦いにおいて徳川軍を撃退した上田城と真田氏が、再び徳川軍とぶつかることになったのである。 京で挙兵した石田三成に対し、徳川家康は軍をいくつかに分けて中央へ進めた。諸大名は東海道を先発させ、自らは江戸に寄った後にゆっくりと進軍。そして、後…

【戦国時代の境界大名】真田氏――時代の趨勢そのままに主君を変える

…っていた。 そして、第二次上田合戦が始まった。この時の様子が『改選仙石家譜』などの史料に記されているのだが、それによれば、昌幸はまずあらかじめ城の前の神川の流れを上流でせき止め、さらに伏兵も伏せていた。そのうえで秀忠の軍勢を誘き寄せ、近づいたところで上流の堰を切らせ、城内からも出陣し、伏兵にも飛び出させる。これによって徳川軍は大いに混乱し、そのまま退かざるを得なくなったのである。 結局、秀忠は上田城を落とせぬまま、本来の目的である家康との合流のために西へ向かった。彼が父のもと…

【戦国合戦こぼれ話】家康が苦戦したわけは第二次上田合戦にあり!?

…決戦する間におきた「第二次上田合戦」の物語である。 家康は軍を3つに分けたとされる。ひとつは福島正則らもともと豊臣家に使えていた武将たちの先発隊。ひとつは家康自身の率いる東海道を近畿へ進んだ部隊。そして最後のひとつが家康の三男で後継者と目されていた徳川秀忠の率いる部隊で、中山道を進んでやはり近畿へ向かうことになっていた。この秀忠隊は徳川家の譜代家臣が多く参加しており、「徳川本隊」とも言うべき軍勢であった。 ――にもかかわらず、秀忠隊は関ヶ原での決戦に参加していない。間に合わな…

【受験にご利益あり?】全国にある「落ちない城」一覧

…00年(慶長5年)の第二次上田合戦と徳川軍が二度とも惨敗したことは大河ドラマ「真田丸」でも大きく扱われたのでみなさんもご存知のとおりです。上田城は合戦では腐敗でしたが、昌幸と幸村(信繁)が九度山に配流されたあと徳川軍に破却されました。現在は本丸跡に眞田神社(真田神社)が建立されており、以前から受験生の祈願が多いことで有名でした。 kojodan.jp 唐沢山城 上杉謙信の10度にわたる攻撃を籠城戦で防いだことで知られる「関東一の山城」です。戦国時代、佐野氏は相模の北条氏、越後…

『真田丸』前半まとめ(とこれから起こることを整理)

…うか。ちなみに長泰は第二次上田合戦に参加してるので、敵味方として登場するかもしれません。 解説画像は1586年(天正14年)当時の勢力図です。 #真田丸 1586年当時の勢力図。上杉、徳川が臣従し、秀吉に敵対する勢力はもはや九州の島津と関東の北条(と東北の各大名)だけです。真田家はすでに信繁を人質に送り実質的には臣従していましたが翌年、昌幸本人が上洛して正式に臣従します。 pic.twitter.com/IM9ECahAUl — 攻城団 (@kojodanjp) 2016年4…

真田幸村(真田信繁)ってどんな人?(おもな出来事をまとめた年表)

…別れ)。9月6日、「第二次上田合戦」で約3万8000の徳川軍を撃破。信繁、昌幸とともに死罪の命がくだされるが、信幸と本多忠勝の助命嘆願により、高野山への蟄居となる(配流先は九度山に代わる)。上田領、沼田領は信幸に与えられる。 「関ケ原の戦い」で家康率いる東軍が勝利する。 1601年(慶長6年) 35 信幸、昌幸との決別を示すために名を「信之」と改める。 1602年(慶長7年) 36 この頃に嫡男の幸昌(大助)が誕生。 1603年(慶長8年) 37 家康、征夷大将軍となる。 1…

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