攻城団ブログ

お城や戦国時代に関するいろんな話題をお届けしていきます!

鬼瓦 の検索結果:

お城のガイドツアーに「対話型鑑賞」を取り入れていきたい

…略化された家紋か」「鬼瓦は三つ葉葵だから紀州徳川家に関連した家紋か」「替紋や裏紋の可能性もありそう」「あるいは火の用心で使われる〈巴紋〉のように軒丸瓦によくある紋様か」 一部ぼくの脳内会話も含んでますが、目にした軒丸瓦の家紋に対して浮かんだ疑問や推理を参加者同士で話しています。昨日レポートを書きながら、あらためて当時の状況を振り返っていた際に「あ、これは対話型鑑賞になっているな」と思いました。 城たびに対話型鑑賞を取り入れられないか ぼくは去年から何度か「対話型鑑賞」について…

中村優希さんによる「〈幻の安土城〉復元プロジェクト・歴史セミナー 安土城復元研究の過去・現在・未来」参加レポート

…格子、「怪人面」とは鬼瓦、「薔薇又は花に金」とは瓦の巴紋が金箔張であったことを示していると推定できるように、いくつかの史料には天主の部分的な装飾が明らかになる記述が含まれている場合があり、この点も安土城天主の実像を研究する上で重要であると思われます。 さらに、本能寺の変の際の記録において、「彼はただちに信長の居城と館を占拠し、最高所に登り、 信長が財宝を入れていた蔵と広間を開放すると、大いに気前よく仕事に着手し、 まず彼の兵士たちに、ほとんど労することなく入手した金銀を分配し…

細川玉子さんによる京都御城印サミット開催レポート(2日目)

…館の入口にある巨大な鬼瓦は、大変迫力がありますのに、所々に飾られている鬼の人形さん達は、とても愛らしいです😊鬼伝説の際にもとても面白いPRをなされていて、楽しませていただきました! また福知山市は“スイーツのまち”としても知られています。福知山市は江戸時代に城下町として栄え、多くの方が行き来する町となりました。その結果、手土産文化が根付きお菓子屋さんが増え、今ではスイーツのまちとして発展されたとのこと。美味しいお菓子のお店が、市内各地にたくさんございます。さらに江戸時代では、…

五三の桐、五七の桐は知ってるけど、九七の桐とか五五の桐とか知ってた?

…ら清洲城で発掘された鬼瓦に金箔の桐紋があり、そこには5-5-5の花がある「五五の桐」が彫られているという情報が。「九七の桐」につづいて「五五の桐」まで? とこちらも調べてみると、蓮華王院三十三間堂のところにある太閤塀に五五の桐の瓦があるという情報を発見しました。 せっかく京都に住んでいることだしと、見に行ったところたしかに「五五の桐」です。 方広寺大仏殿は1595年(文禄4年)9月に完成しているので、おそらくこの頃に使われたのだと思います。秀吉の関白就任は1585年(天正13…

【お城の基礎講座】20.懸魚(げぎょ)と蟇股(かえるまた)

…瓦(しゃちがわら)や鬼瓦なども同じです。天守に使われる懸魚は、梅鉢懸魚、蕪懸魚、三花蕪懸魚です。大きくは3種類です。 梅鉢懸魚(うめばちげぎょ) 梅の花を図形化したもので、五角形または六角形をしています。小さく簡素なもので、小さな千鳥破風や切妻破風などに取り付けられます。彦根城天守の切妻破風や入母屋破風は梅鉢懸魚です。 ▲ 彦根城天守の破風には梅鉢懸魚がたくさん使われている。シンプルだけど存在感がある。 蕪懸魚(かぶらげぎょ) 野菜の蕪(かぶ)に似ているのでこの名前が付いたと…

【お城の基礎講座】19.天守の破風の構造

…(のきまるがわら)や鬼瓦(おにがわら)などが載っています。天守最上重は必ず入母屋屋根なので入母屋破風がありますが、その上には鯱瓦(しゃちがわら)が載っています。 破風の先端 破風の先端には破風板(はふいた)と呼ばれる板が取り付けられます。左右の破風板が接するところは拝み(おがみ)と呼ばれています。その拝みには飾りとして、懸魚(げぎょ)が取り付けられています。破風板の表面仕上げは、白漆喰の塗籠、白木、黒漆塗り、銅板張りなどがあります。 妻壁(つまかべ) 妻壁は、採光のために窓を…

かつての王都・浦添グスクと浦添ようどれを取材してきました(伊祖グスクも)

…された、大きな高麗系鬼瓦です。本土でよくみる鬼瓦とはちょっとちがう独特なデザインですね。 ちなみにこれは一部のみ現物で、全体を復元しています。もともとはそのまま出土したそうなのですが、発見者が子どもだったこともあり、その価値をわからなかったので野球の練習でボールを当てる的にしていたらしく、割れてしまったとのこと。もったいない話ですが、しょうがないですね(ぼくが見つけていたとしても子どもなら同じように破壊してたと思う)。 ほかにも出土した高麗系瓦や器類、武具などが展示されていま…

【お寺まるごと美術館PROJECT】妙蓮寺で長谷川派の障壁画を見てきた

…をはじめ上京区のお寺が合同で「お寺まるごと美術館PROJECT」を展開中です。寺宝の公開とは別に、現代アートが展示されています。ざっと写真でご紹介。 最後のはミキサー車をミラーボールみたいにしてて、すごく洒落てるなと思いました。 現在は夜間ライトアップ&夜間拝観も ちなみに夜はライトアップされていて、夜間拝観も可能です。(ただし宝物庫の公開は昼間のみなので注意) 紅葉(?)の瓦 鬼瓦や軒丸瓦に3つの紅葉(?)が彫られていました。 なんでこの柄なんでしょうね。今度聞いてみよう。

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