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【戦国武将の御朱印集め】織田信長のお墓がある阿弥陀寺の御朱印をいただいてきました(京都・浄土宗)

今日は京都市上京区寺町今出川にある阿弥陀寺の御朱印をいただいてきました。
ここは織田信長のお墓があるお寺として有名です。

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「本能寺の変」で織田信長が明智光秀に討たれたことはよく知られていますが、その遺体が見つからなかったために羽柴秀吉に「信長は生きている」というデマを流す余地を残してしまい、結果として「山崎の戦い」で光秀が敗れたことはご存知のとおりです。
ちなみに当時のイエズス会の記録では「毛髪も残らず塵と灰に帰した」とあり、また『信長公記』では信長の遺体について明記されていません。

全国には信長の墓と伝わる寺社がたくさんありますが、なかでももっとも遺骸が眠る可能性が高いとされているのがこの阿弥陀寺です。
門前にも「織田信長公本廟」という石碑があります。

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阿弥陀寺はこんなお寺

『信長公阿弥陀寺由緒之記録』によれば、事態を聞きつけた清玉上人が僧20人あまりを引き連れて本能寺に向かっったところ、すでに境内は炎上していて近づくことはできず、しかし裏門近くの竹林で信長の家臣たちが遺体を火葬しようとしていたところに遭遇、家臣らが話すには信長の遺言で死体を敵に渡すなと命じられたものの、連れ出すことは困難であることから火葬しようとしたとのこと。
清玉上人は自分は信長と格別の関係だからと話し、家臣たちが敵と戦っている間に遺体を火葬すると白骨を法衣に包み、本能寺の僧が逃げ出すのにまぎれこんで、寺に持ち帰って埋葬したそうです。その後、二条城(二条御新造)から織田信忠、森蘭丸など112人の遺体も持ち帰って埋葬したと伝わります。

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本堂に安置されている織田信長の木像は本人にもっとも似ているとされ、毎年6月2日におこなわれる「信長忌」のときにほかの寺宝とともに一般公開されます。 

blog.kojodan.jp

阿弥陀寺の御朱印

御朱印は庫裏でいただけます(9:00~16:00、年中無休)。

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阿弥陀寺の御朱印は2種類あり、本尊の「阿弥陀如来」と書かれたものと、「信長公本廟」と書かれたものがあります(いずれも500円)。

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ぼくは両方書いていただきましたが、「信長公本廟」のほうは織田木瓜をかたどった朱印が押されます。

信長のお墓はどこに?

信長のお墓は墓地に入ってまっすぐいくとあります。
墓地へも案内板がちゃんとありますので迷うことはないと思います。

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周囲には森蘭丸などのお墓もあります。
また清玉上人のお墓も同じ墓地にあります。

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清玉上人と信長の関係

妊娠中の清玉上人の母親が道端で倒れたところを、信長の異母兄である織田信広が助けました。
母親は清玉上人を出産後に亡くなったので、清玉上人は織田家の中で育てられ、阿弥陀寺の住職になりました。
清玉上人が開いた阿弥陀寺には信長をはじめ、正親町天皇や多くの武将らが帰依しました。信長らの援助もあり、今出川大宮付近に八町四方、13の塔頭を擁する大伽藍だったそうです。

「本能寺の変」後、「山崎の戦い」で明智光秀を討った羽柴秀吉が信長の遺骨が阿弥陀寺で供養されているという話を知り、自らが後継者であることを世に示すために信長の葬儀を執りおこなおうと遺骨の引き渡しを求めます。
しかしすでに葬式はおこなったと清玉上人は秀吉の申し出を断ったため、秀吉は寺領を四分の一に削り、現在地に移転させました(移転は都市改造計画の一環で阿弥陀寺にかぎった話ではないと思います)。
阿弥陀寺は参詣者も減り、困窮しましたが、森蘭丸の弟である森忠政とその子孫が寄進して寺を支えたそうです。ちょっといい話ですね。

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