攻城団ブログ

お城や戦国時代に関するいろんな話題をお届けしていきます!

望楼型天守 の検索結果:

城葱さんの「城もなか」道中記【千葉県編】

…な感じがする。また、望楼型天守イメージだから、下から上に層を重ねる度に床面積がドンッドンッと小さくなっており、そのぶん餡を詰められる体積も減っているので、全体的に小ぶりな城もなかです。 パッケージは、透明なプラの袋に城山最中のシールが貼られている。シールにより城もなか全部が見えないところがチラ見せ効果なのか、気になるwシールに添えられたイラストは、館山城のようです。 あんは、粒あん。ただし、胡桃(くるみ)の粉末が練り込まれており、単純な小豆のあんだけと比べても、胡桃の風味や香…

城葱さんの「(勝手に)城もなかアワード2022」大発表会!

… です!! 浜松城の望楼型天守を美しくかたどった皮で、3Dモデリングにより、その形を再現しており、細部までシャープで、彫が鮮やかな皮である点が唯一無二の高い評価につながりました。 また、石垣と1層目の部分の皮が、大きな空洞を生み出し、たくさんのあんを包み込むことができるような形状をしています。これに対し、望楼型天守の2層3層目は比較的あんを包む量が少なくなります。 この違いが「城もなか」を食べる際に食感や印象の違いとなってあられてきます。2層3層目は、皮とあんのバランスにおい…

【家康の城】二条城 徳川の権威の象徴!

… シンプルな縄張りと望楼型天守 家康が築いた二条城はどんな姿だったのだろうか 家康が築いた二条城に関しては「洛中洛外図屏風」(林原美術館所蔵など)に描かれたものが有名です。高岡市雲龍山勝興寺/文化財デジタルアーカイブで見ることができますので、ぜひそちらを参照しながら読み進めてください。 ADEAC(アデアック):デジタルアーカイブシステム これによると、城は南北に長い方形の単郭で、周囲を石垣と水堀が取り囲んでいました。現在の二条城の二の丸東側部分にあたると考えられており、天守…

【お城の基礎講座】25.現存十二天守と国宝五城

…井市にある二重三階の望楼型天守です。屋根瓦は福井県でとれる笏谷石(しゃくだにいし)で作られているのが特徴です。最近、最古の天守ではないということがわかって、話題になっています。国の重要文化財です。 ▲ 丸岡城天守。現存。国重要文化財。(写真:たかまる。) 犬山城(いぬやまじょう) 愛知県犬山市にある三重四階地下二階建ての望楼型天守が犬山城です。廻縁・高欄があるなど特徴的でありかつ、シンプルな天守です。国宝です。 ▲ 犬山城天守。現存。国宝。(写真:たかまる。) 彦根城(ひこね…

【お城の基礎講座】19.天守の破風の構造

…ら構成されている。 望楼型天守と層塔型天守での破風の違い 天守の二つの形式である望楼型(ぼうろうがた)天守と、層塔型(そうとうがた)天守とで破風の違いを見てみましょう。 望楼型天守 望楼型天守は、一重目または二重目が入母屋造りになっており、入母屋屋根の部分は真っ暗です。そのため、屋根裏に明かり取りのための窓を設ける必要がありました。そこで考えられたのが出窓です。そして、その出窓の屋根には千鳥破風(ちどりはふ)や切妻破風(きりつまはふ)、唐破風(からはふ)などがつけられました。…

【お城の基礎講座】18.天守にある4種類の破風(はふ)

…設けられます。また、望楼型天守の一重目や二重目にも入母屋造の屋根が使われるため、入母屋破風が付けられます。入母屋造の屋根が大きければ大きいほど、入母屋破風が巨大になるため、天守の威厳を示すのに巧みに使われました。 ▲ 入母屋造の屋根には必ず入母屋破風ができる。 切妻破風(きりつまはふ) 切妻破風は千鳥破風と同じように三角形の破風です。切妻造の建物の屋根に必ずできる破風です。しかし屋根の端が本体の軒先まで突き抜けているため、妻壁という三角形の壁が天守本体の壁と続いている構造にな…

【お城の基礎講座】16.天守の屋根の形式

…。 最上重の屋根は、望楼型天守でも層塔型天守でも、すべて入母屋造です。天守を見に行ったときには、チェックしてみてください。 まとめ 日本建築の屋根には、寄棟造、切妻造、入母屋造、方形造の四種類があり、その中でも天守には最も格式の高い入母屋造りが使われました。ということで、天守の屋根は格式の最も高い入母屋造だよというお話でした。じゃあね🖐️ このコラムが毎日メールで受け取れます 以下のページからメールマガジン(無料)に登録すれば、このコラムの第1回からメールで読むことができます…

【お城の基礎講座】15.天守の出窓

…上の大型天守、それも望楼型天守の場合は大きな入母屋屋根の中央に設けられています。入母屋屋根の内部は屋根裏部屋になっていますが、窓がないためとても真っ暗です。そこで、採光のために作られたのが出窓です。松江城天守などが例として挙げられます。 ▲ 松江城天守。中央の三重部分が大きな出窓になっている。 装飾や格式の違い 出窓を付けると天守自体に凹凸ができ、表情が豊かになるため好んで取り入れられたようです。そんな中にあって、丸岡城天守の出窓は逆にとても質素です。一階に出窓があるのですが…

【お城の基礎講座】5.天守の重と階

…とを表しています。 望楼型天守と層塔型天守の重と階 天守の形は2種類あります。望楼型天守と層塔型天守です。この二つについて、それぞれ重と階がどうなるのかを見てみましょう。 望楼型天守の場合 望楼型天守の場合は内部に屋根裏階を持つことが多いため、重と階が一致しないことも多いです。しかし、重と階が一致する例もあります。望楼型天守である姫路城は五重六階、同じく望楼型天守である広島城は五重五階です。 層塔型天守の場合 層塔型天守の場合は一重目を特に高く建てることが多いため、重と階が一…

【お城の基礎講座】3.望楼型天守(ぼうろうがたてんしゅ)と層塔型天守(そうとうがた天守)

…二つに分類されます。望楼型天守(ぼうろうがたてんしゅ)と層塔型天守(そうとうがたてんしゅ)と呼ばれるものです。犬山城天守を例に解説します。 望楼型天守(ぼうろうがたてんしゅ) 天守の形 望楼型天守は一階もしくは二階建ての大きな入母屋造り(いりもやづくり)の上に、1階建てから三階建てぐらいの大きさの望楼(ぼうろう)、いわゆる物見を載せたものです。望楼が屋根の上に乗っているため、望楼型天守(ぼうろうがたてんしゅ)と呼ばれています。 世界初の天守は望楼型 世界で初めて天守を建てたの…

城葱さんの「城もなか」道中記【静岡県編】

…特徴があり、浜松城の望楼型天守を美しくかたどった皮ですが、3Dモデリングにより、その形を再現しており、城もなかの中でも、細部までシャープで、彫が鮮やかな皮です。 また、石垣と1層目の部分の皮が、大きな空洞を生み出し、たくさんのあんを包み込むことができるような形状をしています。これに対し、望楼型天守の2層3層目は比較的あんを包む量が少なくなります。この違いが「城もなか」を食べる際に食感や印象の違いとなってあられてきます。2層3層目は、皮とあんのバランスが比較的皮が多く、サクサク…

たかまる。さんの丸岡城シンポジウム「ここまでわかった!お天守の新しい知見と謎」参加レポート

…二重、内部三階建ての望楼型天守 三階の廻縁(まわりえん)は後々つけられ、元は腰屋根(こしやね)であった 屋根は現在のような石瓦ではなく杮葺き(こけらぶき)である 破風(はふ)は漆塗り、鯱(しゃち)は金箔塗りであった 古典風の優美な天守であった ということです。 この結果をもとに寛永期の天守は、下の画のような姿であったという CG が作成されています。 寛永期天守の復元CG 丸岡城天守の券売所にも掲示されています。これを見ると、現在よりも古風で優美な外観だったのですね。 吉田先…

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