攻城団ブログ

お城や戦国時代に関するいろんな話題をお届けしていきます!

陶晴賢 の検索結果:

それなりの戦国大名家は合戦で負けても滅亡しない(ことが多い)

…房(すえたかふさ)(陶晴賢(すえはるかた))らと、文治派らによる派閥対立を生み、これを解消することもできなかった。→一方近年の研究では、義隆は出雲攻め失敗後も別にやる気は失っていないとも。ただ、隆房らとの対立自体はあったようで、義隆が出陣しようとしないのを隆房が批判したりはしている模様(これが「やる気を失った」話に繋がった?)。背景に、どうも義隆が上洛を計画していて、隆房らはそれを止めようとしていたのでは、と言う話がある。・そんな中1551年、隆房がクーデターを起こし、義隆を…

【戦国軍師入門】厳島の合戦――策謀の限りを尽くした天才・毛利元就

…天文20年)、重臣の陶晴賢(すえ はるかた)が反乱を起こし、当主の大内義隆(おおうち よしたか)を自害に追い込んだのだ。新しい当主として大内義長(おおうち よしなが)が擁立されるが、実権は晴賢が握る。 一方の元就はこの頃まだ安芸(広島県西部)の一豪族に過ぎず、大内の勢力とは比べ物にならなかった。そこで、当初は晴賢に恭順の姿勢を示しつつも、着実に勢力を拡大させていく。事態が動いたのは1554年(天文23年)、石見(現在の島根県西部)の武将、吉見正頼(よしみ まさより)が反乱を起…

【10大戦国大名の実力】毛利家③――厳島の戦い

…ー」である。実行者は陶晴賢(クーデター前の旧名は隆房)、代々大内家臣団で筆頭の地位を占めた家系の者である。軍事面に興味を失った義隆により冷遇された晴賢は、1551年(天文20年)に彼を自害へ追い込み、代わりの当主を迎えたのである。この事件に対して、元就は当初晴賢に従う形を見せた。しかし、尼子氏との対立の末に平定した備後の一部を晴賢によって召し上げられたことから反抗を決意。いよいよ元就はその代名詞ともいえる戦いに挑むことになる。すでに齢は六十に近く、「人生五十年」の時代だったこ…

【殿様の左遷栄転物語】コネに救われた2人の大名 新庄直頼と久留島長親

…元就が、厳島の戦いで陶晴賢(毛利以前の中国2強の1つ・大内氏の重臣で、このころには主家を乗っ取っていた)を打ち破るにあたって、彼らの力を借りたのはつとに有名だ。 このうち、来島を根拠とする一族は四国の戦国大名である河野家についたが、村上通総の代に離反して豊臣秀吉につき、1万4千石の大名となった。この秀吉が通総のことを「来島」殿と呼んだため、以後この名を使うようになったのだという。さて、関ヶ原の戦いの際、時の当主である来島長親(康親)は西軍についた。以前から関係が深く、また同じ…

「麒麟がくる」物語序盤、中国地方は不穏な気配が高まりつつあった

…重用されていた名将・陶晴賢らが大いに不満を募らせることになった。 西国随一の戦国大名・大内義隆に対し、家臣の陶晴賢が謀反を起こす 大内氏内部の対立が爆発したのは1551年(天文20年)のことだ「麒麟がくる」では光秀の結婚や斎藤道三・土岐頼芸の対立などの、今後やってくる大きな事件への「引き」になるエピソードが続いていた頃のことである。動いたのは晴賢だ。兵を挙げた彼は対立する派閥を一掃し、主君の義隆も殺し、大内氏の実権を掌握してしまった。大内氏に従う国衆たちもほとんどが晴賢の行動…

毛利元就ゆかりの地おすすめ19選

…った大内義隆が家臣の陶晴賢(すえはるかた)によって殺害され中国地方に激震が走りました。主君筋であった義隆の死で、意気消沈するどころか好機と見た元就は、大内氏に「大寧寺の変」という内乱が起きるとすぐさま同調し、武田氏がいた佐東郡(広島市)などを奪取します。大内氏支持であった平賀氏の当主をすげ替え傘下に収めます。山の毛利が広島湾に面した海まで領有したことで、小早川を含めて水軍の力が一気に強化されました。 急拡大する毛利家の勢力に危機感を抱いたのがクーデターによって大内 氏の実権を…

【戦国合戦こぼれ話】厳島の戦い―毛利元就が張り巡らせた罠

…ターが勃発し、重臣の陶晴賢が実権を掌握する。当初、元就は晴賢への協力姿勢を見せつつ、この事件に乗じて勢力を拡大したが、やがて正面対決を決意。圧倒的な兵力を誇る陶軍(大内軍)に勝つため、多数の謀略を張り巡らせたのである。 元就は陶軍を狭い厳島に誘き寄せ、撃滅する策を立てた。そのため、厳島に囮の城として宮尾城を築き、一方で重臣の桂元澄に偽の裏切りをさせて「宮尾城を築いたのは失敗だった」という話を流させた。もともと大内氏は出陣に際して厳島によるのが慣わしだったので、晴賢が厳島に向か…

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