攻城団ブログ

お城や戦国時代に関するいろんな話題をお届けしていきます!

京極高次 の検索結果:

室町幕府で三管四職をつとめた有力守護家はやっぱりすごかった

…しては滅亡した。ただ京極高次は信長に仕え、本能寺の変では明智に味方したので秀吉の怒りを買ったが、秀吉の側室になった妹の縁で許され、浅井三姉妹のうち一人と結婚し、豊臣政権で厚遇された。 まとめ 改めて「三管四職」とは何か。「ナンバー2の日本史」を書いていた時にも思っていたが、少なくとも中世くらいまで、役職そのものに大きな意味はなかったのではないか。「管領や頭人(所司)を務められるくらい強い家」であることに意味があったのであって、役職そのものにはさほどの意味はなかったように思える…

【「籠城」から学ぶ逆境のしのぎ方】城の役目は⑧――関ヶ原の戦い当日まで持ちこたえた城・大津城

…された。当時の城主は京極高次で、その妻は豊臣秀吉側室・淀殿の妹である初だ。この境遇からわかるように豊臣氏と関係が深く、それもあってこの重要拠点である大津城を任せられていたのだが、実は早くから徳川家康と通じていたらしい。最初は西軍に従う素振りだった高次だが、家康が会津に出陣するとこれに従い、その後も東軍に味方する動きを見せた。これを知った西軍は大津城を包囲して大砲などで攻撃し、激しい攻防戦が繰り広げられた。 戦いが始まってから数日後、西軍から開城を勧めるため使者が送られてきた。…

【殿様の左遷栄転物語】天下無敵の勇将 立花宗茂

…った。東軍側についた京極高次(淀殿の妹・お初の夫として有名)の籠もる大津城攻略に参加していたからである。この城が落ちたのと関ヶ原の戦いの終結は同日(9月15日)であった。三成が敗れたことを知った宗茂は豊臣家の本拠地である大坂城に入り、徹底抗戦を主張したものの受け入れられず、やむなく九州へ戻って柳川城に籠もった。 九州では立花家の旧主人である大友義統(宗麟の子)が、西軍側について兵を挙げていたもののすでに敗れていた。宗茂の籠もる柳川城も加藤・黒田・鍋島といった東軍側諸大名の軍勢…

小谷城 浅井三姉妹が父と暮らした城

…織田軍は支城や城砦を次々落とし、8月13日に救援の朝倉軍は戦意を失って敗走。信長は敗走する朝倉軍を越前まで追いかけ、朝倉氏を滅ぼした。さらに27日からは小谷城への総攻撃を進めた。敗北を悟った長政は28日にお市と3人の娘を信長のもとへ送り、自身はその後自刃。こうして浅井氏は滅亡した。 生き残った三姉妹はその後、長女・茶々が豊臣秀吉の側室となり、三女・江は徳川秀忠に嫁ぎ、豊臣徳川の覇権争いの真っ只中に置かれる。次女・初は小浜城主・京極高次室となり、両者の和議のために奔走している。

【戦国を彩る名軍師たち】木食の苦行を経て、秀吉を支えた僧侶――木食応其

…う。 これ以後、木食はたびたび秀吉の外交交渉に携わり、戦を鎮めた。その代表例が九州征伐に際しての、島津氏との交渉であった。秀吉死後の1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いに際しても、富田信高や京極高次が西軍に降るにあたって仲介を果たした。ところが、西軍が敗れたために戦後に罪を問われ、以後は隠遁生活を過ごした。彼が秀吉に力を貸し続けたのは、天下統一を達成させることでこれ以上の血が流れるのを防ぎ、人々を救うためであったという。 初出:『歴史人』ウェブサイト(2014年10月27日)

西国大名に対する抑えの城は複数ある?――「点」ではなく「線」で捉えると歴史はもっと楽しくなる――

…後宮津12.3万石 京極高次 近江大津6万石 若狭小浜8.5万石 仙石秀久 信濃小諸5.7万石 所領安堵 いずれにせよ、大坂城に豊臣秀頼がいる状態で、これらの豊臣恩顧の大大名たちが結託すればせっかく勝利したことも水の泡なので、相当な警戒心を持っていたと思います。 そこで家康は娘婿である池田輝政に姫路城を大改修させて大坂城包囲網を構築し、「大坂の陣」のあとは明石城や尼崎城を築いて西国から機内へのルートを(陸路も海路も)支配しました。(あわせて「天下普請」により近畿周辺に多くの城…

大津城 開城がわずかに早かった城

…ヶ原の戦い」のときは京極高次が城主となっている。 こうの | 城址碑[大津城] 高次は近江に生まれたが、幼い時は織田家の人質として岐阜にいた。その後、織田信長に仕えたが、「本能寺の変」で反旗を翻した明智光秀に味方している。光秀敗北後、高次も逃げる必要に迫られ妹の夫にあたる若狭の武田元明を頼った。秀吉に元明が討たれると、妹の松丸殿が秀吉の側室となったため許されている。 1595年(文禄4年)、高次は6万石の領地を与えられて大津城に入った。このような優遇は、妹・松丸殿が秀吉の側室…

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