攻城団ブログ

お城や戦国時代に関するいろんな話題をお届けしていきます!

千鳥破風 の検索結果:

城葱さんの「城もなか」道中記【福山城編】

…そうな、唐破風の下の千鳥破風が頭をのぞかせています。城を切り取るという考え。斬新な発想だ。ぜひ城パケでお買い求めくださいー! 大和屋さんで売っています。 大和屋さんは、福山城からだと福山駅の反対側。福山駅南側にあります。福山駅南口から出て東に進む。駅に接続しているさんすて福山、線路に沿ってずんずん行くと東4番ガード(南)の交差点にたどり着きます。そこを右に曲がると右手にあります。何本も同じような道路があるので曲がるところを間違えないようにお気をつけください。 大和屋本店(広島…

城葱さんの「城もなか」道中記【千葉県編】

…る。 印象的なのは、千鳥破風が目立つように3つ中央角の右面にあること、一層目の縦格子窓のようなものとに二層目の窓か狭間。石垣の面積は少ないものの、しっかりと石のひとつ一つが表現されている。 皮の輪郭は粗密にムラがあるようで、素朴な感じがする。また、望楼型天守イメージだから、下から上に層を重ねる度に床面積がドンッドンッと小さくなっており、そのぶん餡を詰められる体積も減っているので、全体的に小ぶりな城もなかです。 パッケージは、透明なプラの袋に城山最中のシールが貼られている。シー…

城葱さんの「城もなか」道中記【関東編#3】

…層の屋根にある三つの千鳥破風からすると姫路城っぽいな。少し異なるところがあるけども。 石垣部分も細かい! ぼこぼこ感から野面積みのようですが、五層の天守で野面積みってのはあるのか?と思いつつ、神戸城(三重県)では野面積みの天守台に五層六階の天守があったとされるので、まぁなくはないのか? なんて考えを巡らせてしまいます。城もなかから生まれる城への想いを馳せるあれこれも、楽しみのひとつですね! パッケージは八王子城もなかと味のある黒文字で名前の書かれたシンプルな透明フィルム。包装…

城葱さんの「城もなか」道中記【犬山編】

…風が唐破風ではなく、千鳥破風であること。そこは再現が難しかったのか…まてまて、唐破風のある南東から見た方向だとすると、最上階の屋根の形が90度異なる。ははーん、これ南西ないしは北東側から見たものなのか? と考えてみるが、そうすると今度は望楼の出入り口がないはずなのに皮にはある。困った……、これはどっちの方向からみた犬山城なのか……。 推論ですが、天守入口のある南東から見た犬山城の最上階の屋根は見栄えを考慮して回転し、唐破風は型の作りやすさなどで千鳥破風にしたのではないか、と思…

【家康の城】名古屋城 家康築城術の到達点!

…二重目と三重目に比翼千鳥破風、二重目と四重目には軒唐破風、三重目と四重目に巨大な千鳥破風を設けるなど、最高の格式を誇る姿をしていました。最上重は本丸正面(南側)に入母屋破風を向けています。室町時代に完成した書院造の殿舎は正面に入母屋破風を向けており、安土城や大坂城の天守も最上重は正面に入母屋破風を向けていました。そのような天下人の天守の格式を名古屋城天守は継承しているのです。 名古屋城の基本情報 築城者 徳川家康 築城年代 1609年(慶長14年) 別名 金鯱城、金城、柳城、…

城葱さんの「城もなか」道中記【小田原編】

…くっついている小さな千鳥破風のようで、向唐破風のようでもある。そこも細部にこだわったこの皮の特徴的なところだ。 パッケージの梅の花が可愛らしい。城もなかの中でも、城ではなく、城と共にある城下町をネーミングにしているところがまた城と共に発展する小田原を表現しているかのようです。 あんは粒あん。ぎっしり詰まってる。粒立ちがしっかりしてます。粒多めでしょうか。 今回購入させていただいたのは、風月堂さんのお店。小田原城から一回り外の大通り国道1号に面しており、城から南東の方角です。 …

【お城の基礎講座】87. 三大海城(さんだいうみじろ)

…重の層塔型天守です。千鳥破風や唐破風などの装飾性の高い飾りが特徴で、これが現存している天守です。現在は埋め垂れられてしまったが、かつては総郭(そうぐるわ)の半分ぐらいが直接海に接していたらしい。 宇和島城天守は2代目で、現存天守だ(写真提供:宇和島観光物産協会) 海城(うみじろ)とは? 水面が穏やかな琵琶湖や瀬戸内には湖や海に接して城が築かれました。これらを水城、海城と呼びます。当時の物流は海・湖・川などを利用する水上交通が主流で、川や海を抑えることは武将にとってとても重要な…

【お城の基礎講座】20.懸魚(げぎょ)と蟇股(かえるまた)

…簡素なもので、小さな千鳥破風や切妻破風などに取り付けられます。彦根城天守の切妻破風や入母屋破風は梅鉢懸魚です。 ▲ 彦根城天守の破風には梅鉢懸魚がたくさん使われている。シンプルだけど存在感がある。 蕪懸魚(かぶらげぎょ) 野菜の蕪(かぶ)に似ているのでこの名前が付いたとされます。胴体が細くくびれていて、渦巻きの形状が特徴です。 ▲ 松本城天守の切妻破風にあるのが蕪懸魚 三花蕪懸魚(みつばなかぶらげぎょ) 蕪懸魚の変形で、三個組み合わせて一つの形にしたものです。入母屋破風や大き…

【お城の基礎講座】19.天守の破風の構造

…、その出窓の屋根には千鳥破風(ちどりはふ)や切妻破風(きりつまはふ)、唐破風(からはふ)などがつけられました。その結果、望楼型天守は一重目又は二重目の入母屋破風、最上重の入母屋破風も含めてたくさんの破風ができたため、とても派手な外観になりました。 層塔型天守 慶長期(けいちょうき=1596年から1615年)に入ると層塔型天守が主流になります。そうすると一重目または二重目にあったはずの入母屋屋根がなくなってしまいました。そのため、破風がない天守になってしまいました。しかし天守の…

【お城の基礎講座】18.天守にある4種類の破風(はふ)

…風(きりつまはふ)、千鳥破風(ちどりはふ)、唐破風(からはふ)の4種類があります。今回はその破風について見ていきましょう。 構造上必ずできる破風(はふ) 天守に用いられる破風は全部で4種類あります。入母屋破風(いりもやはふ)、千鳥破風(ちどりはふ)、切妻破風(きりつまはふ)、唐破風(からはふ)の4種類です。そのうち、構造上必ずできる破風は入母屋破風と千鳥破風です。 入母屋破風(いりもやはふ) すべての天守の最上階には入母屋造の屋根が使われるため、必ず入母屋破風が設けられます。…

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