攻城団ブログ

お城や戦国時代に関するいろんな話題をお届けしていきます!

東京国立博物館 の検索結果:

二条城で開催された学芸員解説会に参加してきました(遠侍・勅使の間)

…れているからです。 東京国立博物館のサイトで検索することができます。 板谷家伝来資料データベース詳細画面 板谷家は、江戸幕府の御用絵師住吉広守(1705~77)の弟子慶舟広当(1729~97)が、住吉家を継いだ後、板谷家に復したことに始まる幕府御用絵師の家系で、江戸におけるやまと絵画風の継承流派である住吉派の支流として、代々幕府の御用を勤めました。平成22年3月、板谷家に伝来した下絵や模写、抜き写しなどを含んだ粉本、古文書、印章など10629件の資料が板谷家第8代当主板谷広起…

【画像73枚】名古屋城・西の丸御蔵城宝館の見学レポート

…ずふすま)」で、去年東京国立博物館で開催された特別展「桃山―天下人の100年」でご覧になられた方も多いかもしれませんが、この襖絵は家光の上洛にあわせて増築された上洛殿のものなので築城時のものではありません。 一方、この表書院は築城時からあった建物なのでこの絵を展示することにしたそうです。ただ有名な絵を展示するのではなく、テーマにあわせてチョイスするのはいいなと思いました。 二条城の展示収蔵館はひたすら二の丸御殿の障壁画を面で切り取って展示しています。個人的にあのスタイルは御殿…

特別展「桃山─天下人の100年」の後期展示を見てきました

先週、東京国立博物館の特別展「桃山─天下人の100年」の後期展示を見てきました。コロナウイルス感染症がまた流行しつつあるということでちょっと迷ったのですが、前回訪問したときよりも空いていて密を避けて見学することができました。もっとも人混みが予想される繁華街にはいっさい行かず、東京に行ったというよりは京都と上野を往復しただけという感じでしたが。 展示されている作品はどれも見事で、ぼくが推薦するまでもないのですが、ちょっとだけ発見したことがあったのでレポートを書きます。 「唐獅子…

五三の桐、五七の桐は知ってるけど、九七の桐とか五五の桐とか知ってた?

…ジだったわけですが、東京国立博物館で開催中の特別展「桃山―天下人の100年」の展示物の中に「九七の桐」の釘隠しがありました。 blog.kojodan.jp 細見美術館所蔵の「七宝九七桐紋釘隠(しっぽうくしちきりもんくぎかくし)」で、説明には聚楽第の遺構の可能性があるとのこと。 図録より 七宝五七桐紋釘隠 二個銅、鋳造、七宝、鍛金各縦八・二 横八・四江戸時代 十七世紀京都·細見美術館 桐紋をかたどった銅製の釘隠。一種は花の数が中九・脇各七の九七桐、他方は中七・脇各五の五七桐紋…

東京国立博物館で特別展「桃山―天下人の100年」を見てきました

現在、東京国立博物館で開催されている特別展「桃山―天下人の100年」に行ってきました。(前期展示は11月1日まで、後期展示は11月3日~29日まで) news.kojodan.jp どの時間帯が狙い目か(見学のコツ) 最初に訪問すべき時間帯についてお伝えしておきます。今回ぼくは平日だし朝イチなら空いてるかなと思ったのですが、開館前からけっこう並んでました。あとでスタッフの方に尋ねたら、週末よりは平日、それもランチタイムか閉館前が空いているそうです。閉館時間は平日が18時、金曜…

十林寺さんの「狩野派学習帳 今こそ江戸絵画の正統に学ぼう」展見学レポート

…立てた「唐絵手鏡」(東京国立博物館蔵)の一部を模写したもので、なんと、原画にあるメモまでそのまま書き写しているそうです。徹底して書き写すその情熱に、学習熱心な、まじめな人柄を想像してしまいました。そして、模写をし尽くしたどり着いた画力が、この作品です。 『絵の勉強 頑張りました』 狩野養信「鷹狩図屏風」 先の唐画帖の流れからこの絵を見ると、「養信、本当に頑張ったね」と親しみを感じてしまいます。狩野派が元信以来課題としていたやまと絵と漢画の融合を実現させたのは、この養信だそうで…

徳川美術館で「合戦図~もののふたちの勇姿を描く~」のギャラリートークを聞いてきました

…デジタル想定復元」は東京国立博物館が所蔵する「大坂冬の陣図屏風 模本」を科学的な調査にもとづき、本来の姿を想定してデジタルで復元したもので、撮影も可能です。 細部を見てるだけでも楽しいですよね。 大坂城にいる豊臣秀頼と淀君 真田丸の戦い 徳川秀忠の本陣 秀忠の本陣で首実検がおこなわれているのはじっくり見ないと気づかないですよね。ものすごく細部まで精密に描かれているので、ほんとにすごい合戦図屏風です。 この特別展「合戦図~もののふたちの勇姿を描く~」は今週末までなので、気になる…

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