攻城団ブログ

お城や戦国時代に関するいろんな話題をお届けしていきます!

京の冬の旅 の検索結果:

四百年遠忌記念特別展「大名茶人 織田有楽斎」のプレス内覧会に参加してきました

…は2022年3月の「京の冬の旅」で正伝永源院が特別公開された際に「蓮鷺図襖」を見ましたが、今回は室中と同じ配置で展示されています。有賀学芸員に案内された際、その演出の素晴らしさに自然と「すごい」と口にしてました。 そして最後の第5部は現在の正伝永源院ということで、現役の茶道具などが展示されています。茶事に関する秘伝のマニュアルとも言える「正傳集」なども必見です。 ということで、ポイントを絞って紹介しましたが、これはほんの一部です。書状も茶道具も障壁画もまだまだたくさん展示され…

40年ぶりの特別公開、古田織部ゆかりの興聖寺を見学してきました

現在「京の冬の旅」で特別公開中の興聖寺に行ってきました。行ってきたといってもうちから徒歩10分くらいの場所なので、散歩がてら立ち寄ってきたのですが、とても大きなお寺でした。 興聖寺は1603年(慶長8年)、古田織部(古田重然)によって建立された寺院です。マンガ「へうげもの」で有名ですね。「織部寺」とも呼ばれているのでそのこと自体は知っていたのですが、通常非公開ということもあり、散歩する際に気にはなっていたものの参拝したのは今回がはじめてです。 京都の町並みの特徴でもあるのです…

本法寺で長谷川等伯の「大涅槃図」を見てきた

現在、京都市上京区にある本法寺で「平成31年 春季特別寺宝展」がおこなわれています。 通常はレプリカが展示されている長谷川等伯筆の「大涅槃図(佛涅槃図)」が毎年春のこの時期にだけ本物(真筆)が展示されるので、拝観する人が増えます。(拝観料も1000円にアップしています) 写真撮影は禁止ですが、1月に見たレプリカの記憶と比べると、むしろこちらのほうが色彩が豊かな印象を受けました。とくに錫杖(しゃくじょう)がはっきり確認できたので、これだと薬袋の話は信じがたいなと思いました。 b…

【京の冬の旅】妙心寺龍泉菴で狩野派の絵師が描いたとされる杉戸絵を見てきた

今回の「京の冬の旅」で特別公開の対象となっている妙心寺の塔頭は3つあります。そのうち天球院と麟祥院はすでにレポートを書いたので、今回が最後のひとつ龍泉菴(りょうせんあん)です。ここは通常非公開で、5年ぶりの公開だそうです。 ここは妙心寺の塔頭の中でももっとも寺格の高い「妙心寺四派(四派四庵)」のひとつです。 妙心寺四派とは 妙心寺四派(しは)というのは、龍泉派・東海派・霊雲派・聖澤派の四派を指します。妙心寺派の寺院はすべて四派のいずれかに属しています。また四派の本庵(拠点)が…

【京の冬の旅】妙心寺鱗勝院で春日局の御霊屋と海北友雪の水墨画等を見てきた

…寄って見れます。 「京の冬の旅」パンフレットより 天球院の室中には金碧障壁画の「竹虎図」が描いてましたけど、こちらには水墨画とお寺ごとにいろいろちがうんですね。このへんはもっといろんなお寺をまわっていくとルールとかパターンが見えていくのかな。これから勉強していきたいところです。 春日局の父親は斎藤利三ですが、利三は明智光秀の重臣であったため彼女が幼少の頃(3歳頃)に処刑されています。その後、彼女らを庇護したのが海北友松で、その恩を忘れなかった春日局が海北友雪を引き立てたようで…

【京の冬の旅】妙心寺天球院で狩野山楽・山雪の「竹虎図」等を見てきた

今回の「京の冬の旅」で妙心寺は3つの塔頭が特別公開の対象になっています。 そのひとつが天球院です(残りの麟祥院、龍泉菴についてはまた後日書くかも)。 この天球院は「姫路宰相」や「西国将軍」の名で知られる池田輝政の妹、天久院の菩提寺です。建立者とか名前の由来とか謎が多いので、それは後述するとして、このお寺の方丈(ほうじょう)を飾る障壁画は、「京狩野」の始祖である狩野山楽とその娘婿・山雪によって制作されています。近年の研究ではおもに山雪が描いたっぽいですね。 妙心寺塔頭寺院 #天…

【京の冬の旅】本法寺で長谷川等伯筆「佛涅槃図(複製)」や狩野山楽筆「唐獅子図屏風」を見てきた

…ま京都では第53回「京の冬の旅」が開催されていて、通常非公開の文化財が特別公開されています。 www.kyokanko.or.jp 京都のお寺っていつ訪問しても拝観できそうなものですが、拝観できる時期がかぎられていたり、拝観はできても収蔵されている障壁画は公開されていなかったりするんです。 で、今回は「京都にみる日本の絵画〜近世から現代〜」をテーマに、智積院では長谷川等伯の代表作「楓図」(もちろん息子・久蔵の「桜図」も!)や、大徳寺では狩野探幽の「山水図」「芦雁図」、妙心寺で…

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