攻城団ブログ

お城や戦国時代に関するいろんな話題をお届けしていきます!

有馬晴信 の検索結果:

【戦国軍師入門】鍋島直茂――野心なくして遂げた下克上

…。 そして肥前島原の有馬晴信(ありま はるのぶ)が島津家に内応するようになると、隆信はこれに怒って兵を挙げる。しかし、大軍をもって有馬を滅ぼし、さらに島津をも攻めようとした隆信の野望は頓挫する。「沖田畷の戦い」において、撤退する敵を追った龍造寺軍は島津の鉄砲隊の待ち伏せにあって大敗し、隆信も戦死してしまうのだ。 九州の一大勢力にまでのし上がった龍造寺家は、こうして再び逆境に立たされることになる。しかし直茂はまず隆信の子・政家(まさいえ)を、続いて秀吉の命により政家が隠居させら…

【戦国軍師入門】沖田畷の戦い――功績甚大の軍師を疎んじた結末

…長崎県の一部)島原の有馬晴信が島津家に内応すると、怒った隆信は大軍を動かして討伐しようとする。 この話を聞いた直茂は、駆け付けて出陣を思いとどまるように諫める。彼はこの戦いをあくまで地方の小さな戦と考えており、隆信自身が出陣するようなものではないと考えていた。また、彼を説得する際に「相手方は必死だがこちらはまとまりの弱い烏合の衆であるために不利だ」とまで言って必死に主君を止めようとした。 一方、隆信の目論見はどうやら有馬を攻め落とすだけでなく、そこからさらに軍を進ませて一気に…

【クーデターで読み解く日本史】宗教的反抗の背後に隠された真実とは?――島原の乱

…際、島原を治めていた有馬晴信(ありま はるのぶ)は代表的なキリシタン大名であり、代わって入った松倉重政(まつくら しげまさ)は江戸幕府の方針を受けて徹底的なキリシタン弾圧を行ったため、これに対する反発も多分にあっただろう。 ただ、別の説もある。そもそも島原の地はもともと農地が少なく、人々は漁業や貿易で生計を立てていた。しかし、松倉重政は石高を多く見積もり、農民から厳しく年貢を取り立て、それだけにとどまらずあらゆる生活手段に課税し取り立てを行ったのである。そのため、農民の生活は…

【戦国時代の境界大名】大村氏――初のキリシタン大名家として、せめぎ合いのなかで生き残る

…大名である大友宗麟・有馬晴信・大村純忠の名代として四人の少年――宗麟が伊東氏と血縁があったことから大友家名代として選ばれた伊東マンショ、晴信の従弟で純忠の甥にあたる千々石ミゲルが正使となり、彼らと同じ年頃で有馬のセミナリオ(神学校)でともに学んでいた中浦ジュリアン・原マルチノが副使となり、遠くヨーロッパまで旅をすることになったのだ。 彼らはスペインで国王フェリペ二世(当時フェリペ一世としてポルトガル国王兼任)、そしてまたローマでローマ教皇グレゴリオ十三世とそれぞれ謁見すること…

【江戸時代のお家騒動】大久保長安事件ーー幕府中枢の権力闘争が原因?

…前のキリシタン大名・有馬晴信によって派遣された朱印船の乗組員が、マカオで騒乱を起こして現地で殺害された。その翌年、ポルトガル船のノッサ=セニョーラ=ダ=グラッサ号(一般的にはマードレ=デ=デウス号として知られている)が長崎に来航。マカオで起きた乗組員殺害の報復を命じられた晴信は4日間にわたって戦いを繰り広げ、ノッサ=セニョーラ=ダ=グラッサ号を撃沈させることに成功したのだった。 そんな晴信に賄賂の話を持ちかけてきたのが、本多正信の子・正純に仕える岡本大八という男だ。彼は貿易の…

原城 島原の乱の中心地

…キリシタン大名である有馬晴信が治めており、領内でのキリシタン人口が高かった。しかし1614年(慶長19年)に晴信は日向に転封、代わりに松倉重政が入ってくる。彼は幕府の方針通りにキリシタン弾圧を行っている。重政は有馬氏の居城・日野江城(長崎県南島原市北有馬町)やその支城・原城(同市南有馬町)では統治に不向きと判断し、島原城を建てることにした。当然、費用は領民たちから徴収され、大きな負担となった。 提供:南島原市企画振興部・世界遺産推進室 | 空撮した原城跡[原城] 1637年(…

真田信繁は伊達政宗と同い年!?(真田家のみなさんとおもな戦国武将の生年比較)

…この年には立花宗茂や有馬晴信も生まれてますので。 余談ですがこの年は松永久秀が東大寺の大仏殿を焼いた年です。あとWikipediaによれば家康が徳川を名乗るようになったのもこの年みたいですね。 『真田丸』出演俳優の生年 せっかくなので大河ドラマ『真田丸』で真田家を演じる方々の生年もチェックしてみました。 大河ドラマ『真田丸』の出演者とじっさいの年齢 人物名(役名) 生年月日(年齢) 草刈正雄(真田昌幸) 1952年9月5日(63歳) 大泉洋(真田信幸) 1973年4月3日(4…

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