攻城団ブログ

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明智光秀ゆかりの地・亀岡市を訪問するなら空いているいま!

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昨日は京都府亀岡市まで小旅行してきました。
目的地は亀山城址(亀岡城址)、亀岡市文化資料館、京都大河ドラマ館の3か所です。まあ3か所といってもいずれも亀岡駅の周辺にあるので徒歩でまわれるんですけどね。

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亀山城址はいまだけ有料だけど、いまだけ天守台に上がれます

まず最初は亀山城址へ。
ここは敷地が大本教の教団本部になっており、いわゆる宗教施設ということで訪問するのに抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますが(ぼくもそうでした)、とくに勧誘されることもありませんし、天守台はじめきれいに管理されているのでゆっくり見学することができます。

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これまでは無料で見学できたのですが、今年は大河ドラマ「麒麟がくる」の放送で観光客が増えすぎることを抑制するためか、見学料が300円必要になりました。
(来年1月17日までの予定)

でもただ有料化しただけじゃないのがすごくて、これまで聖域(神域?)として立入禁止になっていた天守台に上がれるようになっています。

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天守台には明智光秀が手植えしたとされるイチョウの木があって、いつもは下から見てるだけなのですがそばまで近づけるのはいまだけです。

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(この左にある神殿は撮影不可ですが、写り込まないように撮影すればオッケーです)

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正確にはイチョウの木が植えられてる部分は一段低いので天守台ではないと思います。

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亀山城は江戸時代に天下普請で大改修されているので、光秀の痕跡はありません。
このイチョウの木も何代目かわからないし、そもそも光秀が植えたのかも謎ですが、今度はいつ開放されるかわからないので、期間中に訪問されることをオススメします。

ちなみにチケットは本部がある「みろく会館」で購入するのですが、ここの2Fにあるギャラリーで亀山城の紹介ビデオが見れます。

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亀岡市文化資料館では特別展を開催中

亀岡市文化資料館ではいま特別展「明智光秀と戦国丹波ー丹波侵攻前夜ー」が開催されています(3月8日まで)。

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しかもいまは「明智十兵衛」の名前が登場する話題の新史料「針薬方」が期間限定で展示されているというので、今回訪問することにしたのですが、ほかにもたくさんの資料が展示されていました。
光秀の手紙(書状)ってけっこう残ってるんですね。

図録も買ってきましたが、「針薬方」の現物を見れたのはよかったです。
平日とはいえ、ぼくが見てるときは誰も入館者はいなくて、ちょっともったいない

文化資料館では毎週土曜日、再放送の時間帯に「大河ドラマ『麒麟がくる』を語ろう会」という座談会が開催されているそうです。

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攻城団のチラシも置いていただいています。

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そして大河ドラマ館へ

最後は「麒麟がくる 京都大河ドラマ館」へ。
亀山城址や文化資料館とは線路をはさんで反対側にあるので、徒歩の方は一度駅に戻って北口にまわります。

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大河ドラマ館というのはだいたい衣装や小道具が展示され(一部は撮影で使用したもの)、あとはメイキング映像や出演者・スタッフのインタビュー映像が流れています。

個人的にはオープニング映像のメイキングがよかったです。出演者のクレジットがいっさい入っていないオープニングが見れるのはここだけかもしれませんね。

基本的に撮影はNGですが、このパネルのところはOKでした。

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今後も撮影が終わったシーンの衣装などがまわってきて展示されます。
逆に、まだ撮影対象になってないからか、終盤に着るはずの光秀の撮影用甲冑が展示されてました。「真田丸」のときも撮影用の甲冑を上田城の大河ドラマ館で見ましたが、細部まできれいにできてるので間近で見れるのはいいですね。

ただしちょっと迷いやすいので注意

大河ドラマ館は今年できたばかりの京都スタジアム内にあるのですが、駅前にはあるもののかなり遠いです。
もちろん歩いたところで5分程度なのですが、入口が真逆なのでぐるっとまわることになります。

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駅を出たところは「大河ドラマ館はこちら」という案内がたくさん出てたのですが、正直途中で迷いました。

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ランチはダイコクバーガーでハンバーガーはいかが?

ランチは亀岡市文化資料館のすぐそばにあるダイコクバーガーで食べました。
以前、亀山城に来たときに見つけたお店ですが、とてもおいしいハンバーガー屋さんです。

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今回も亀岡にいくので寄ったんですけど、秋本治先生のマンガ「ファインダー ―京都女学院物語―」で紹介されてました。

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(秋本先生は代表作「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のとおり、東京都葛飾区のお生まれなんだけど、亀岡市となにかゆかりがあるのかな) 

ファインダー ―京都女学院物語― (ヤングジャンプコミックス)

ファインダー ―京都女学院物語― (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者:秋本 治
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2018/04/19
  • メディア: コミック
 

 ほんとにおいしいお店なので、亀岡に来られた際にはぜひ。

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いまなら空いててゆっくり見学できるかも

京都市に住んでいながらもこれまではクルマで出かけていたこともあり、亀岡市はちょっと遠いなという印象でしたが、今回バスと電車を乗り継げばうちから1時間もかからないことがわかって、ちょっと驚いています。

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二条城が焼けた「天明の大火」では亀山藩の火消し隊は大活躍しましたが、たしかに有事の際に駆けつけられる距離だなと実感しました。

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あと昨日はおなかの調子が悪かったのですが、完成直後の大河ドラマ館(京都スタジアム)はもちろん、みろく会館も以前からきれいなトイレですし、文化資料館にいたってはおそらく今年の大河ドラマ放送にあわせてトイレをリフォームしてました。
トイレで困ることはないと思うので、ぼくのようにおなかの弱い方も安心してお越しください。

大河ドラマ館もたぶん同時入館者数が20人くらいしかいなくて、ほんとびっくりするくらい空いていたので(週末はそこそこ多いそうですが)、いまのうちに訪問したほうがいいと思います。
その際、亀山城址と大河ドラマ館は年中無休ですが、文化資料館は月曜が休館日なので注意してくださいね(ただし会期中は無休だそうです)。

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