攻城団ブログ

お城や戦国時代に関するいろんな話題をお届けしていきます!

【江戸時代のお家騒動】鍋島騒動「猫化け話」に象徴される龍造寺家の悲劇

佐賀城にいくとこの「化け猫(猫化け)騒動」についてガイドさんが話してくれます。話を聞くかぎり、理不尽に恨まれた鍋島家はかわいそうだなと思うのですが、歌舞伎の題材になるほど広まるとは誰も思わなかったでしょうね。

【お城の基礎講座】63. 石垣の反りと勾配

今回は石垣の反りと勾配についての解説です。慶長期に石垣の技術が急速に発展するのは「関ヶ原の戦い」の論功行賞によって大大名が誕生した=巨城を築く機会が増えたのと、天下普請によって他家の技術を習得できたからだそうですね。

明智光秀と三好三人衆ーーあるいは畿内混乱の原因?

三好長慶の死後、三好家の実権を握った三好長逸ら三人衆は足利義輝を殺害しただけでなく、本國寺を仮御所としていた義昭の殺害も計画します。それを救ったのが明智光秀でした。また信長はこれを機に義昭のために二条城を築城しました。

【江戸時代のお家騒動】暗君に代わって主家を奪取する!

お家騒動のパターンのひとつに、「主家異動パターン」があります。もっとも有名なのは龍造寺氏と藩主の座を交代した鍋島騒動ですが、ほかにも例があるそうです。

【マンガ】伊達家ゆかりの地 大和町 御仮屋物語

仙台藩主・伊達吉村の出生地、宮城県大和町にある「竹亭 大和別邸」をマンガでご紹介します。

【お城の基礎講座】62. 石垣の仕上げ

今回は石垣の仕上げ(表面加工)についての解説です。「はつり」という言葉を聞いたことがありますか? 最初は風化や火災の被害かと思ったのですが、職人さんの美意識だと知ったときはびっくりしました。ついついさわっちゃいますよね。

東京国立博物館で特別展「桃山―天下人の100年」を見てきました

現在、東京国立博物館で開催されている特別展「桃山―天下人の100年」に行ってきました。超満足のイベントなので歴史好きなら全員にオススメしたいです。

【江戸時代のお家騒動】伊達騒動 バカ殿の押込め、守旧派 vs 革新派、幕府介入

伊達政宗の孫・綱宗の時代に起きたのが有名な伊達騒動です。綱宗はかなり破天荒な藩主だったようですが、彼が隠居したあとの権力争いが刃傷沙汰にまで発展してしまします。

【お城の基礎講座】61. 算木積(さんぎづみ)

今回は算木積(さんぎづみ)についての解説です。石垣の隅っこの部分の積み方で、とくに江戸時代に築かれた近世城郭の算木積みは芸術的ですよね。ぼくも好きで、ついつい写真を撮りたくなってしまいます。

【江戸時代のお家騒動】何でもあり! 江戸期最大のお家騒動「伊達騒動」

今回は小休止です。お家騒動が悩ましいのは単純に善悪で整理できない点にあります。勝ったほうが正しいかというとそうでもなく、むしろどっちが勝っても藩の弱体化につながるケースが大半であることが悲劇ですよね。

【お城の基礎講座】60. 石垣・石の積み方による分類

今回は石の積み方による石垣の分類についての解説です。この記事でも写真で紹介されていますが、江戸城には切込接布積みのようなきれいな石垣のほか、亀甲積みなどの変わった石垣も見ることができるので、石垣観察にはかなり向いてるお城なんですよね。

明智光秀と今井宗久ーーあるいは畿内の実力者たち

茶人であり、また豪商でもあった今井宗久は信長からはさまざまな特権を与えられ、銀山支配や鉄砲製造を通じて天下統一事業を支えました。おそらく光秀ともさまざまなやり取りがあったと思うのですが、記録には残っていないようです。

細川藤孝と麝香のなれそめについて調べたら足利将軍が出てきた

熊川城を訪問した際、どうして京に住んでるエリート官僚の細川藤孝が沼田氏の娘と結婚したのかと尋ねたらおもしろいエピソードを聞けたのでご紹介します。

【江戸時代のお家騒動】宇都宮釣天井事件ーー秀忠派が長安事件の復讐を果たす?

出る杭は打たれるといいますが、濡れ衣に近い処罰を受けたのが本多正純です。釣天井の事実などなかったのに「宇都宮釣天井事件」と後世にまで語られるのは不憫ですね。

【お城の基礎講座】59. 石垣・積石の加工による分類

今回は石垣の加工による分類についての解説です。野面積み、打込接ぎ、切込接ぎ、は基本的には時代の古い順ですが、江戸時代でも野面積みが使われてたりするので、積み方だけで築造年代の判断はできないそうです(とくに修復などもとの石をリユースする場合…

フィードバックのお願い

攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック

読者投稿欄

いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する