今回は「三大山城」と呼ばれる岩村城(岐阜県)、高取城(奈良県)、備中松山城(岡山県)についての解説です。どれも人気のお城ですね。
信長や家康をドラマにする場合、武田信玄は強力なボスキャラとして登場することが多いのですが、信長と信玄は直接戦ってはいないのです(長篠の合戦は勝頼との対決)。ただ手紙では互いを非難しており、有名な「第六天魔王」の言葉も信玄の売り言葉に信長が…
江戸時代、財政難を解消するために藩札を発行する藩はたくさんありました。当然こうした政策には失敗のリスクがあるのですが、最悪なのは失敗しても意地などが原因で廃止できないケースですね。
今回はなにげにややこしい城将や城代、城番などお城を預かる者についての解説です。城主が税収なども含めた周辺地域の統治者であるのに対して、城将は城の防衛のみ任された現場指揮官だそうです。
江戸で生まれ育った藩主が国家老たちよりも傅役を重用したために起きた船橋事件ですが、いつ幕府に訴えるべきかというタイミング選びも重要ですね。
今回は白河小峰城からはじまった「平成の復元ブーム」についての解説です。木造復元、御殿など天守以外の復元も多く、お城の多様な楽しみ方を提供してくれていますね。
生駒騒動は幼年の藩主のもとで家老が権力を握るという、わりとよくある構図なのですが、最後に藩主後見人・藤堂高次が下した喧嘩両成敗という裁定が失敗だったと思います。
今回は昭和に再建された天守についての解説です。現在ぼくらが見学できるお城の天守の多くは、この昭和の天守再建ブームに建てられたものですが、建築基準法の制約から外観のみの復元でした。
生まれたばかりの赤ん坊・十五郎はのちに明智光慶と名乗るのですが、初陣の記録もなく史料から実在は確認されるものの、謎の多い人物です。バナーにも使っている有名な光秀の肖像画を所蔵する岸和田市の本徳寺を開山した僧が光慶という説もあるとか。
朝鮮と幕府の板挟みになった対馬の宋氏がおこなった国書改竄事件をご存知ですか? 藩の家老が事の顛末を暴露したのですが、将軍・徳川家光の対応は意外なものでした。
今回は幕末に築かれたお城についての解説です。じつは「最後のお城」というのはいくつかあるんです。「最後の日本式」城郭とか「着工が(竣工が)最後」とか、最後とする基準によって松前城や園部城など複数のお城がピックアップされます。
関西地区限定なのですが、テレビの御城印特集に出演しました。そのコーナーの動画が番組公式YouTubeチャンネルにアップされたので、少しだけ裏話を含めてご紹介です!
この黒田騒動は私利私欲ではなく忠義から起こしたお家騒動という点でかなり特異なケースですが、栗山大膳のような忠臣がいたということが黒田家のすごさなのかもしれませんね。
今回は元和偃武後(武家諸法度による新規築城が禁止されて以降)に築かれたお城についての解説です。まったく築かれなかったかというとそんなことはなく、明石城や福山城などけっこう新築もあるのです。
現在、熊本城でおこなわれている夜間公開にいってきました! ちょうど本丸の大銀杏も紅葉が見頃でしたよ。