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…クの中身 前日夜の「NAKED 夏祭り 2023」の取材に続けて24時間に2回も二条城を訪問することになりましたが、二条城は何度訪問しても新しい発見があるし、おもしろいです。ぼくが感じたおもしろさをみなさんにシェアするためのガイドツアーなので再開したらご参加ください。 あと大久保ヤマト先生に描いていただいた「マンガでわかる二条城」もオススメです。寛永行幸のことも大政奉還のことも二条城の歴史をコンパクトにまとめてあるのでこちらもぜひ! kojodan.jp kojodan.jp
…登の事情については「マンガでわかる七尾城」に詳しいのでぜひご一読ください。 kojodan.jp kojodan.jp 佐渡守護代 ・ごく短期間ながら、畠山氏が佐渡守護だったこともある。この時の守護代は本間(ほんま)氏。 ・本間氏はもともと相良の武士で、鎌倉時代に佐渡で地頭になり、やがて守護代になるが、当初は年に一度、佐渡へ訪れていた。その後、土着して佐渡の各地に家が分かれ、国衆化していく。しかし上杉氏に滅ぼされてしまう。 まとめ ひとくちに守護代と言っても多くの方のイメージ…
…はすごい。この話は「マンガでわかる七尾城」で紹介したとおり。 kojodan.jp 1441年(嘉吉1年)嘉吉の変 赤松満祐が6代将軍・足利義教を殺害した事件。義教は有力守護大名家の家督に介入(このあたりは義満に似ている)。幕府の最長老格となっていた赤松満祐は義教に疎まれていた。→享年61もしくは69なのでいずれにせよ還暦をこえていた変の結果、赤松家の守護職はいったんゼロになったが、後南朝勢力に奪われた三種の神器のうちのひとつ、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)を奪還したので許…
…ます。 個人的には「マンガでわかる七尾城」を作った際に知った、畠山家の家督相続の件を思い出せたのが印象的でした。畠山基国の嫡男・畠山満家は「応永の乱」で敵将・大内義弘を討ち取る武功を挙げたにもかかわらず、足利義満の怒りを買ったため弟の満慶(満則)が家督を継ぐことになります。しかし義満が死ぬと満慶は兄に家督を返上して「天下の美挙」と称えられました。このとき満慶は兄から能登一国をに与えられ、能登畠山家が創設されたというわけです。 kojodan.jp 室町時代は後半は戦国時代と重…
能登守護の畠山氏が代々居城とした七尾城(石川県七尾市)は、初代当主。満慶により1428年(正長元年)頃に築城されたらしい。「天宮」と呼ばれた堅固な山城であり、そこからは七尾湾や港町が一望できたという。能登畠山氏は戦国の動乱の中で上杉氏に滅ぼされるが、その上杉氏も織田軍によって能登より追われ、この城には織田家臣の前田利家が入る。そして、時代の趨勢が泰平に移る中で、山城の例に漏れず廃城となってしまった。 能登畠山氏が滅んだ最大の理由は、当主の発言力が失われて老臣たちが実権を握るよ…
このように、関ヶ原の戦いから波及する形で、大小の合戦が全国で繰り広げられた。その中には攻城戦も多数含まれていたのだが、特にドラマチックで、関ヶ原の戦い全体にも大きな影響を与えたのが、「第二次上田城の戦い」である。そう、1585年(天正13年)の戦いにおいて徳川軍を撃退した上田城と真田氏が、再び徳川軍とぶつかることになったのである。 京で挙兵した石田三成に対し、徳川家康は軍をいくつかに分けて中央へ進めた。諸大名は東海道を先発させ、自らは江戸に寄った後にゆっくりと進軍。そして、後…
摂津の大坂城(大阪府大阪市、現在は大阪城と呼ばれる)は、豊臣秀吉が石山本願寺の跡地を利用して築いた壮大な平山城である。この地は秀吉の旧主である織田信長も注目した要地であり、京とは淀川で結ばれ、大坂湾も近くと、政治経済の中心地となれるだけのポテンシャルを備えていた。実際、秀吉の支配化で大坂の地は大いに栄え、江戸時代になっても「経済面の首都」的な地位を保持し続けることとなったのだから、本願寺・信長・秀吉の目は正しかった、ということになる。 防衛拠点として見ても、この地は三方向を川…
信濃の上田城(長野県上田市)は、小勢が籠もって大軍の攻撃を撥ね返した城である。しかも二回――両方とも徳川の大軍を相手の大立ち回りであった。上田城を領する真田氏が俗に「徳川の天敵」などと称される所以であるが、まずここでは「第一次上田城の戦い」について紹介したい。 上田城は1583年(天正11年)、武田家臣の真田昌幸が城郭として整備したと伝えられる。それ以前にも昌幸の父である幸隆(砥石城の攻略で知られる)がもともとこの地にあった常田氏の居館を整備しているが、城郭としての上田城は昌…
昨日は11月1日にオープンする「名古屋城 西の丸御蔵城宝館」の報道向け内覧会に参加してきました。 米蔵を模した外観で、名古屋城が所蔵する障壁画など多くの文化財を最適な環境で維持管理し、また広く公開するための施設としてつくられました。位置づけとしては二条城にある展示収蔵館と同じような感じです。 kojodan.jp ちなみに名古屋城本丸御殿は1945年(昭和20年)の空襲で焼失しましたが、御殿内の障壁画は当時の名古屋市職員の方々により避難させられていたので、戦火を免れていまも残…
…だと思われます。 「マンガでわかるシリーズ」の現地取材など、ぼくもこれまで何度も地元のボランティアガイドのお世話になってきましたので、この地元ガイドが抱える問題については以前からいろいろと考えてきました。七尾城の取材でお世話になった初見さんも、丸岡城の取材でお世話になった大霜さんも、みなさん最新の学説も反映しようと熱心に勉強されていて、めちゃくちゃ助けられました。 とくに「マンガでわかる」シリーズは、通説に則った英雄譚でも、また逆張りの判官贔屓的なストーリーでもなく、わかって…
戦国を代表する武将のひとり、上杉謙信には数々の伝説がある。その伝説のひとつが、紹介する七尾城を舞台にした『白米伝説』だ。七尾城は現在の石川県七尾市にあり、1406年(応永13年)に能登守護になった能登畠山氏の初代当主・畠山満則が築いたとされる。しかしそれには確証がないため、6代義元が築き、7代義総が拡張されたと考えられている。それ以降畠山氏の居所となっていた。 こうの | 調度丸から桜馬場へ[七尾城] この城を攻略する際に次のような逸話がある。謙信は水源を断ち、城内の者が疲弊…
…の訪問レポートや、「マンガでわかる」シリーズなど、未知のお城を知るきっかけをつくったり、意外と知られていないお城の横顔を伝えようとしています。 またお城めぐりは一般的には孤独な趣味といわれますが、攻城団ではそうした孤独感を解消するために仲間の活動状況をタイムラインでチェックしたり、写真やコメントに「あっぱれ!」で反応できるようにしています。あわせて全国にいる団員たちとじっさいに会って話せる場として、ガイドツアーや年に1回の団員総会を開催しています。去年からは高校生が使う日本史…
昨日は京都府亀岡市まで小旅行してきました。目的地は亀山城址(亀岡城址)、亀岡市文化資料館、京都大河ドラマ館の3か所です。まあ3か所といってもいずれも亀岡駅の周辺にあるので徒歩でまわれるんですけどね。 亀山城址はいまだけ有料だけど、いまだけ天守台に上がれます まず最初は亀山城址へ。ここは敷地が大本教の教団本部になっており、いわゆる宗教施設ということで訪問するのに抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますが(ぼくもそうでした)、とくに勧誘されることもありませんし、天守台はじめきれいに…
…いました 攻城団に「マンガでわかる」シリーズを描いていただいている歴史漫画家の大久保ヤマト先生にも聞いてみました。 『国盗り物語 』です。斎藤道三、織田信長に続いて、明智光秀が三人目の主人公という感じだったと思います。最新の学説などによって、作中の人物像は古びてしまいましたが、歴史時代小説として、今なお不朽の名作であることは変わりません。まだ読んでない人がうらやましいくらい面白いです。 国盗り物語(一) (新潮文庫) 作者:司馬 遼太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: …
戦国時代最後の戦い、「大坂の陣」で名を上げたのはなんといっても真田幸村(信繁)であろう。豊臣秀吉に重用された謀将・真田昌幸の次男である彼は、「関ヶ原の戦い」で父とともに徳川秀忠の軍勢を翻弄したことから、戦後は九度山に幽閉されていた。それが幕府と豊臣家の関係が険悪化すると脱出、浪人として大坂城に身を寄せ、「大坂の陣」に参加することになったのである。 まず幸村は「大坂冬の陣」で大活躍して見せた。大坂城の弱点ともされる南側に「真田丸」と呼ばれる出城を築き、幕府方の大軍を見事に防いで…
1600年(慶応5年)、徳川家康と石田三成が争った関ヶ原の戦い。多くの武将が参戦し、劇的な戦いを繰り広げた人物もいた。今回はその中から有名な「島津の退き口」を紹介したいと思う。 島津義弘率いる島津勢は三成の西軍に属していた。しかし、戦い自体にはほとんど干渉せず、自分の陣に攻めて来た敵をなぎ払う程度だったようだ。 そんな中、西軍の小早川秀秋が東軍を裏切ったのを皮切りに、東軍が総攻撃をかけた。西軍は総崩れとなり、三成の隊も粘ったが敵わず、敗北が決まる。島津勢は西軍の中で最後まで陣…
前回に引き続き、「関ヶ原の戦い」を掘り下げていく形で話をさせていただく。今回取り上げるのは、徳川家康が石田三成の挙兵を知って上杉征伐を取りやめてから関ヶ原で決戦する間におきた「第二次上田合戦」の物語である。 家康は軍を3つに分けたとされる。ひとつは福島正則らもともと豊臣家に使えていた武将たちの先発隊。ひとつは家康自身の率いる東海道を近畿へ進んだ部隊。そして最後のひとつが家康の三男で後継者と目されていた徳川秀忠の率いる部隊で、中山道を進んでやはり近畿へ向かうことになっていた。こ…
今月21日は島津義弘の命日ということで、大久保ヤマト先生がかつて執筆された島津義弘のマンガを攻城団に転載させていただけることになりました。(今回の再掲にあたり、セリフなどは少し修正していただいています) 島津義弘というと「鬼島津」の異名で知られ、上杉謙信や本多忠勝、立花宗茂などと並んで最強武将のひとりでもありますが、このマンガは有名な「島津の退き口」のシーンからはじまります。「繰抜(くりぬき)」や「捨て奸(すてがまり)」などじっさいに用いられたとされる島津軍特有の戦法が紹介さ…
…ツや大久保ヤマト先生の「マンガでわかる丸岡城」の冊子と攻城団が作った「城たびポケット」、今回はこの他にもポストカードやグッズなどいろいろありました。 ところで「城たびポケット」というのは攻城団が作ったお城周辺の街めぐりガイドで周辺史跡やゆかりの場所からオススメ店まで紹介されたパンフレットです。今後このようなパンフレットが置かれるようになると思いますので現地で見かけたらぜひ入手して城下町の散策もいっしょにしてみるのはいかがでしょうか。 kojodan.jp kojodan.jp
…自信作でもあります。 是非とも、たくさんの人に読んでもらいたいので、今回もまた、攻城団さんの場所をお借りして、公開することにしました。 これを描いていた頃は、大坂の陣で活躍した人物を豊臣方、徳川方問わずにピックアップして、列伝にしてみたかったのですが、色々あって残念ながら果たせず、今に至っています。 それと、作中ちょっとモアレが出ていますが、どうかご寛容のほど、お願いします...。 下のリンクにある「マンガでわかる松山城」では加藤嘉明も活躍してますので、是非読んでみて下さい!
大河ドラマ「真田丸」は最終章「大坂の陣」が舞台になっています。大坂五人衆(牢人衆)のひとり、後藤又兵衛を大久保ヤマト先生がマンガにされています。哀川翔さんが演じる又兵衛も魅力的ですが、この作品に登場する又兵衛もすごく人間味にあふれていてカッコいいですよ。まわりの「真田丸」ファンにもぜひ教えてあげてくださいね。 マンガの画像をクリックすると拡大サイズで読めます 初出:『歴史魂vol.11』(2013年2月6日発売号) 大久保先生からのメッセージ うちにある原稿を引っ張り出して、…
いよいよ大河ドラマ「真田丸」もクライマックスに突入しました。今週は九度山に幽閉されていた信繁が幸村を名乗り、大坂城に入城するようですが、この九度山脱出のエピソードを大久保ヤマト先生がマンガにされています。 ここに描かれている風格のある信繁(幸村)はなんとなくドラマに近い感じがしますので、予習もかねて楽しんでください。まわりの「真田丸」ファンにもぜひ教えてあげてくださいね。(なおこの作品は今年の1月4日に発表されたものなのでドラマの内容をマンガにしたものではありません) マンガ…
…新しい城メモです。>マンガでわかる第一次上田合戦 | 上田城 桝田道也先生による第一次上田合戦の紹介マンガ「攻城団でも波瀾万城『上田城』(第一次上田合... https://t.co/tKDo6BoPDt pic.twitter.com/gJN2bjhnyH — 攻城団 (@kojodanjp) 2016年3月31日 第14回「大坂」 第二部の舞台は大坂です。 山本耕史さん演じる石田三成や、竹内結子さん演じる茶々など、新キャストが続々と登場します。地方から出てきた信繁が中央の…
…にしても、「第一次上田合戦」は自軍の3倍以上の兵力を持つ徳川軍に対して、真田昌幸・信幸父子が知略を用いて完全勝利をあげた戦いです。 そして昌幸がすごいのは、この合戦の最中にじつは秀吉に連絡をとっている点です。最悪の場合、仲裁を頼もうと思っていたのかもしれません。二手三手先を読んでますよね。 ドラマではどう描かれるか、いまから楽しみでなりません! [追記] 解説マンガも公開しています! マンガでわかる第一次上田合戦 | 上田城の歴史・うんちく | 攻城団(全国のお城検索サイト)